【エイブラハム】世界が混乱しても大丈夫。あなたの波動が未来を変える

エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。

エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。

今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。

エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。

ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。

ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
また、当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【エイブラハム】世界が混乱しても大丈夫。あなたの波動が未来を変える

それは、少しコツがいります。

エスターがみんなに与えている素晴らしいものは、「波動的にオープンで、より広い視点を受け入れている人の見本」だということです。

でも同時に、少しややこしい面もあります。

彼女は“物理的な存在”でありながら、“完全に調和した状態”を保っています。

だから、みんなが「自分にはそんな境地は無理かも」と思ってしまうことがあるのです。

でも私たちは、エスターを「特別な例」としてではなく、「誰にでも可能な状態の見本」として見てほしいのです。

言い換えれば、あなた方は“物質的な存在”よりも、“非物質的な存在”である割合のほうがずっと大きいのです。

ただし、それは自分自身で体験する必要があります。

休憩の時間に、ある人がエスターのところへ来てこう言いました。

「エイブラハムという存在を、そのまま信じるのが難しいのです」と。

エスターはこう言いました。

「それなら、亡くなった私の夫が座っていた場所に座ってみるといいですよ」と。

彼はエイブラハムを受け入れるのに何の問題もなかったのです。

なぜなら、彼は私のことをよく知っていましたから。

つまり、ジェリーは長年エスターと一緒に暮らしてきて、彼女が“エイブラハムとして話し始めた”とき、それがいつものエスターとはまったく違う波動だと、すぐにわかったのです。

だから私たちは、あなたが「証拠を求めている」というよりも、「非物質的なものを物理的に説明したい」と感じているのです。

でも、それこそが“この物理的世界に生きる意味”なのです。

それは特別なことではなく、とても自然で、当たり前のことなのですよ。

あなたは“ソースエネルギー”の延長です。

その源から切り離されたことなんて、一度もありません。

多くの人が音源を聞いたり、こうした集まりに参加したりして、エイブラハムの言葉を耳にします。

そして、心の深い部分でその波動に共鳴し、「これは本当だ」と自分の内側で感じるのです。

するとこう言う人がいます。

「この教えを人に伝えたい。でも“非物質の存在”と言うと信じてもらえないから、エスターとエイブラハムの部分は抜いて、プロセスや考え方だけを教えよう」と。

でも私たちは言います。

もし“物質と非物質のつながり”を外してしまったら、“ガイダンスシステム”の部分も抜け落ちてしまいます。

そしてガイダンスシステムを抜いてしまえば、誰も自分の力の源、“本当のパワー”を見つけることができなくなってしまうのです。

つまり、これは「物質と非物質の関係」を理解することなのです。

実際のところ、自分の本来の存在と波動的に一致しないまま、心から幸せな人生を生きている人なんて、私たちは知りません。

もしそれを「個人の旅」として捉えるなら、もっと楽になります。

つまり、こういうことです。

今ここで私たちと話している間に、あなたを“もっと気分がいい場所”へ、そして“より大きな視点を理解できる場所”へ導くことはできます。

でも、それを他の誰かに理解させるのは、あなたの役目ではありません。

つまり、あなたが誰からも納得できるような答えを引き出そうとしても、それは無理なのです。

なぜなら、すべての人が“満足”を求めているわけではないし、“すべてはうまくいっている”という前提で聞いている人ばかりでもないからです。

では、今起きていることについて話しましょう。

少し誇張してみましょう。

たとえば、今この地球上の“もっと多くの地域”が戦争によって混乱していると仮定してみます。

その影響を“直接受けている人たち”、爆弾が自分たちの村に落とされている人たち、それから“遠く離れたあなた”のように海の向こうで夜眠れずに心配している人たち。

その両方から湧き上がっている“望み”を感じてみましょう。

今、そこから次々と放たれている「願望というロケット」を感じてください。

そして思い出してほしいのです。

“求めれば、必ず与えられる”ということを。

たとえ今どんな対立が起きていようとも、それによってあなたの中に明確になった「政府に対して望むこと」や「人類の幸せに対する願い」に感謝を感じてみましょう。

子どもを心配している母親が放っている“願望のロケット”にも意識を向けてみてください。

そうしたすべての“望み”を感じながら、少しだけリラックスしてみましょう。

そして、思い出してください。

“求められたものは、いつも与えられている”ということを。

そのうえで、今この瞬間に放たれているたくさんの“願いのロケット”が、これからの未来をどれほど良くしていくか。

それを静かに感じてみましょう。

それが、まず一番に伝えたいことなのです。

そして、それは“ずっと昔から”そうだったのです。

つまり、今あなたが生きているこの進化した社会の恩恵。

それは、あなたの前の世代の人たち、そして今も続いている人々の“願望のロケット”がこの物理的世界から放たれてきた結果なのです。

“すべての存在の進化”というのは、まさにこうした体験の積み重ねによって起こっているのです。

たとえ海の中の1つの細胞であっても、“すべての意識”が体験を通して望みを生み出しています。

あなたの意識はとても高度なもので、世界で起こっていることを見て、心の中に強い願いが沸き上がっています。

それはどの意識にも共通しています。

あなたが望みを放つと、それは“必ず応えられている”のです。

あなたが「求めれば与えられる」のに、子どもを心配する母親の願いだけが“与えられない”なんてことはあり得ません。

混乱が生じるのは、“政府を非難する思考”に向かってしまうときなのです。

その瞬間、あなたは自分自身の“願望のロケット”に乗れなくなります。

自分の人生の中で、そのロケットが生まれたことの恩恵を感じられなくなるのです。

でももし、“少しでもホッとする考え”を見つけることができたなら、今この瞬間から、あなたが放っている願いが“形になり始めている証拠”を見始めることができます。

多くの人が私たちに反論します。

「エイブラハム、あなたたちは私たちに、現実を無視して幸せなふりをしろと言っているの？」と。

でも私たちはこう言います。

もし“見ているもの”があなたを苦しめるなら、それに焦点を当て続けることは、誰の助けにもならない。

“あなた自身”の助けにもならないのです。

だからもし、あなたが「嫌だな」と感じることから少しでも意識を離して、“エネルギーが自分の中をスムーズに流れる方向”に焦点を合わせることができたなら、自分自身を癒すだけでなく、他の人たちにも良い影響をもたらします。

でも、多くの人は心配します。

「そんなことしたら、現実から目をそむけて、何の役にも立たなくなるんじゃない？」と。

でも私たちはこう言います。

「頭を砂の中に埋めなくてもいい。ただ、頭を砂から抜いて、“自分の望み”の方を見るのですよ」と。

でも、砂から頭を出して、問題そのものをじっと見る。

そのやり方で“価値を生み出そう”としても、それはうまくいかないのです。

なぜなら“世界が不公平だ、不正だ”と太鼓を叩き続けても、“正義”や“調和”の波動とは一致しないからです。

“不正を非難する波動”からは、“正義の現実”は生まれないのです。

私たちはもっと広い視点から見ています。

だから、あなたたちのことを心配してはいません。

この地球には、“戦争のない時代”も、“意見の違いがまったくない世界”も、これまで一度も存在したことがないし、これからも存在しないのです。

でもその「意見の違い」こそが、“拡大と成長”を生み出すために必要なのです。

そしてあなたは、生まれてくる前にそれをちゃんと“理解して”ここに来たのですよ。

さて、あなたが言った中で、一番痛かった部分を話しましょう。

「私たちは純粋でポジティブなエネルギーとして生まれ、この時空間の現実にやってくる。最初は気分も良いけど、だんだん“曇りの膜”のようなものができて、源とのつながりが感じにくくなっていく」

この部分ですね。

私たちは言います。

「そう、その通り。でも物語はまだ途中なのですよ」と。

だって今、あなたはこうして私たちの集まりに来て、少しずつ、“抵抗の層”を手放していますよね？

ひとつひとつ、“ほっとする感覚”を見つけながら、本来の自分との調和を取り戻している最中なのです。

それから、あなたはこう言うのです。

「でもエイブラハム、そもそも私たちがここまで“抵抗”をため込まなければ、もっとよかったんじゃないですか？」と。

私たちは言います。

「あなたの中には、ちゃんと“ガイダンスシステム”があったでしょう？」と。

でもあなたはこう答えます。

「うん、あったけど…“気分がいい”と感じることが“正しいこと”なのか信じられなかった。だって誰かが、“気分がいいことは間違ってる”と言ったから。“楽しいことより、我慢や苦労を選ぶべきだ”と」

そしてあなたは聞くのです。

「じゃあ、自分がうまくやってるかどうかはどうやってわかるの？」と。

すると彼らはこう言いました。

「死んだあと、天国で報われるよ」と。

そこで話がズレていったのです。

つまり、“自分の内側から湧き上がる導き”を手放して、“誰か他人の教え”を代わりに信じようとしたときに道がそれてしまったのです。

そしてその結果、何十億もの人たちが、“自分のやり方こそ正しい”と他の人を説得しようとする世界になりました。

でも本当は、誰も他人と意見を合わせる必要なんてないのです。

“自分自身”とだけ、一致していればいいのです。

あなたの“望み”と波動が一致していれば、宇宙は、世界は、神は、あなたが願うものを、すべて差し出してくれます。

だから、私たちはこう提案します。

今すぐ、その真実を試してみてください。

望みを放ち、波動を整え、その結果を見届けてください。

いったんあなたがそれを体験すると、こう言えるようになります。

「みんな同じチャンスを持っている。私は、自分の明確な“生きる見本”を通してそれを伝えていくんだ」と。

“政府”というものも、“人々の波動”の集まりから生まれた結果です。

“戦争”もまた、“人々の集合的な波動”の副産物なのです。

つまり、それは“政府があなたの意思に反して始めた戦争”ではなく、“人々全体の波動が育ててきた”ものなのです。

だから、政府を非難したり、テロリストを責めたりすると、一瞬はスッとするかもしれません。

でも結局、「誰が最初に恐怖を与えたのか？」という終わりのない問いに迷い込みます。

“恐怖”や“攻撃”の始まりを突き止めようとしても、人間の記憶はそこまで遡れないし、歴史の本も完全ではありません。

ずっと、“誰かの不正義”が“別の誰かの不正義”を生み、その連鎖が続いてきただけです。

でも、実際には、“不正義”なんてこの世界には存在しません。

引き寄せの法則は“不正義”を生むことはできません。

それは“あなたの持つ波動”をそのまま拡大させるだけなのです。

あなたが他人の波動を変えようとすることも、全員を自分と同じ波動にしようとすることも、必要ありません。

あなたの“仕事”は、“誰かを直すこと”ではなく、“壊れていない世界の中から、自分が心地よいと感じるものを選ぶこと”なのです。

それを“喜びを感じられる限り”見つめ続けてください。

そうすることで、あなたは“ソース（源のエネルギー）”と完全に調和し、本当にすばらしい人生を生きることができます。

ただひとつ気をつけてください。

“他人がどう生きているか”によって、自分の“喜び”を左右させないことです。

そうしてしまうと、必ず振り回されてしまいますから。