【エイブラハム】小さな意図が未来を変える。人生が変わる勢いの作り方


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エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。
エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。
今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。
エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。
ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。
ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】小さな意図が未来を変える。人生が変わる勢いの作り方



こんにちは、まずは、あなたのすべての活動を心から称えたいです。
私の質問は、いつも自分で自分の邪魔をしてしまうことです。
たとえば、誰かのために働くときは本当にうまくできるのです。
私はもともとアーティストで創造的な仕事をするのですが、自分のために仕事をすると、どうしても成功できないのです。
それがずっと続いています。
そんなに自分を責めないでください。
ここで少し理解が深まる話をしますね。
誰かのために働くことには、利点と欠点の両方があります。
欠点は“自由が少ない”ということです。
でも利点は、“すでにその人たちにはある程度の勢いがある”ということです。
つまり、彼らの話を聞いたり、見たり、やり取りをするうちに、あなたはそのすでに動いている勢いにうまく乗ることができるのです。
その上で、あなた自身のクリエイティブな個性を活かして、求められていることを具体的に表現できるのですね。
一方、自分のために働く場合は、選択肢が広すぎて、どれに勢いがあるのかが分かりにくいのです。
勢いのない方向にも手を出してしまいやすいのですね。
今日の対話の中でも話しましたが、“勢い”という概念は、引き寄せの法則を理解するうえで最も重要なキーワードのひとつなのです。
引き寄せの法則とは、つまり“勢いを生み出す力”のことなのです。
でも、もし“相反する思考”を次々に出してしまうと、その勢いはすぐに止まってしまいます。
たとえば、『欲しい。…でも○○だから』この“でも”が出た瞬間に、勢いの流れが止まってしまうのです。
一方で、『欲しい。なぜなら○○だから』という思考は、勢いをそのまま育てていきます。
つまり、今あなたが話しているのは、すでに動き始めている「勢い」のことですね。
もちろん、人のために働いてその勢いの恩恵を受けることもできます。
でも、やがて「自由が奪われている」と感じるようになって、その反発が原因で勢いが弱まることもあります。



それはよくあることです。
ところで、あなたは以前から私たちの話を聞いていますか?
それとも今日が初めてですか?



まったく初めてです。
妻と友人のティムに勧められて来ました。
無理やり連れて来られたのですね。(会場笑い)



ティムがあなたの本を読んで、『現実を自分で創るんだよ!』と言ってて。
だから、まぁ来てみようかなって。
なるほど。
でもあなた、すでにちゃんと理解していますよ。
今までの人生の経験が、この話を“理にかなってる”と感じさせているのです。
なぜなら、宇宙の法則は一貫しているからです。
少し意識的に“自分の中で何が起きているか”を見てみて、そこに私たちが話している“法則”を当てはめていくと、自然と勢いが生まれていくのです。
こう聞いたのは、以前私たちが紹介した“22のプロセス”のうちのひとつ、『節目ごとの意図確認』というワークが関係しているからです。
『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』という本の巻末に載っていますが…



妻がその本を持っています。
では、その中のこのプロセスだけ読んでみてください。
とても役立ちます。
“節目ごとの意図確認”というのは、『今この瞬間に私はいる』という意識を持つことです。
そして“新しい節目”とは、自分の意図が少し変わる“新しいフォーカスの瞬間”のことを指します。
たとえば、
- 車に乗るとき
 
それは新しい節目です。
- オフィスに入るとき
 - 電話に出るとき
 - 電話をかけるときも
 
それぞれが新しい節目なのです。
この“節目ごとの意図確認”の最大の力はフォーカスにあります。
つまり、
- 気を散らさないこと。
 - 『自分は何を望んでいるのか』を決めること。
 - 抵抗を減らすようにフォーカスすること。
 
そうすることで、勢いがどんどん大きくなるのです。
抵抗というのは、勢いを遅らせる唯一のものなのです。
たとえば、あなたの人生の中の大きな節目、「ずっと幸せに生きる」というテーマについて話すとしましょう。
その場合、こう言います。
「この人生の節目では、気分が良くなることをして、気分の良いことに意識を向けて、できるだけ批判を減らして、人生を楽しむつもりだ」
これはとても大まかな意図ですが、大きな節目なので、そこには勢いが生まれます。
もしあなたが「ずっと幸せに生きる」という感覚に、一日に一度でも意識を向けて、「幸せを感じたい」と言葉にしていたら、その幸せの勢いがついていきます。
私たちはあなたが、日常の中でそれをすでにやっていると知っています。
あなたは人生を楽しむタイプで、自然と感謝できる人で、創造的なエネルギーが流れていて、それを本当に楽しんでいるからです。
ここで言いたいのは、とてもシンプルな「節目ごとの意図確認」の例です。
たとえば、仕事に行く途中だとします。
その前に意図を設定するのです。
「この節目では、運転中に気分よく過ごすつもりだ。深く呼吸して、できるだけリフレッシュする。エネルギーを満たして、はっきりした意識でいられるようにする。関わる人たちには、できるだけ親切で優しく接する。この一日の終わりには、今日一日を気分よく振り返れるようにしたい」
これがとても良い節目ごとの意図確認です。
これによって、すでに動き始めている勢いがさらに加速します。
こうして毎日、仕事に向かう前にこの意図を言葉にすることで、勢いがどんどん強まり、それに逆らうような思考や、反対方向に流れる思考が入りにくくなるのです。
なぜなら、その「意図的な思考」で作り出した勢いがあるからです。
たとえば、仕事へ向かう途中や運転しているときに、その節目の中で、さらに小さな節目を設定したとします。
「気分よく過ごす」という意図の中の一部として、「自分が独立して働いている姿を想像してみよう」と思うのです。
最初の2、3回、あるいは5~10回くらいは、それだけで十分です。
「自分の仕事を楽しみにしている」
それが勢いの始まりです。
その、いわば“ポンプを回し始める”ような小さな思考から、いつかあなたは運転中に“受け取りモード”になって、「自分の仕事」に関するインスピレーションをふっと受け取る瞬間が訪れます。
あなたはすでに今の仕事でも有能で、何をすればいいか、どうすればできるかを理解しています。
でも、少しずつ勢いがついてきた今、その節目ごとの意図確認をもう少し先へ進めてみるのです。
「私はお金の管理がちゃんとできるのが好きだ。自分の行動を自分で決められるのが好きだ。自分の衝動やひらめきに従うのが大好きだ。それこそが、創造の一番ワクワクするところだ。自分の感覚や気分に従って動けるのが本当に好きだ」
その日は、そこで終わりでもいいのです。
でも、これもまた勢いを生み出しています。
そして次に仕事へ向かうとき、またそのことを考えたくなります。
でも今度は、勢いが増しているので、少しずつ内容があなたにとって“具体的”になっていくのです。
「この節目では、自分のビジネスのことを考えよう。私のビジネスは、とても繁栄するだろう。最初は、私ひとりのクリエイティブな活動かもしれない。もしかしたら誰かと一緒にやるかもしれない。共同創造という考えも好きだし、コラボレーションのアイデアもワクワクする」
そのくらいで十分です。
でも、勢いがどんどん育っているのがわかりますよね。
次にこのテーマで意図を設定するときには、こんなふうに思うかもしれません。
「資金をサポートしてくれる人も必要だな。資金面で協力してくれるパートナーがほしい。私のアイデアに投資したいと思ってくれる“ぴったりの人たち”に出会うのを楽しみにしている。自分がやりたくない細かいことを得意としてくれる、経済的にも責任感のある人たちを引き寄せるなんて、きっと楽しいだろうな」
そうやって少しだけ“節目ごとの意図確認”を行うのです。
つまり、「このテーマについて、自分が望む方向に意識的に考える」ということ。
ただそれだけのことなのです。
「この節目では、私はこう考えよう」と意図する。
それが全てです。
それを繰り返すことで、そのテーマに関する“勢い”がどんどん強まっていくのです。
つまり、自分自身を“受け取りモード”に整えているということです。
インスピレーションを受け取るタイミングや、誰かと完璧な形で出会う“その瞬間”にぴったり合うように、自分を準備しているのです。
たとえば、誰かがすごく良いアイデアを持っていて、あなたとその人のエネルギーがピタッと合って“流れ”が生まれるとき、どれだけ気持ちいいか分かりますよね?
でも多くの人は、その流れを“疑い”で止めてしまいます。
なぜなら、彼らは「前向きな期待」を持つ方向に自分を意図的に整える、つまり“節目ごとの意図確認”をしていないからです。
これが、今までよりも一歩深い「節目ごとの意図確認」の理解なのです。
私たちはそれを、ずっと鍵となってきた“勢い”という概念と結びつけています。
あなたがこの話を引き出してくれたのは、あなたの“願いの強さ”があったからです。
そして、あなたが多くの人と同じように、「どんなことでも、自分の思考次第で“できる”とも“できない”とも自分を説得できる」タイプだからです。
できますよね?
“節目ごとの意図確認”というのは、特定のテーマについて、“ソースエネルギーとの調和”へと自分を導くための思考の使い方なのです。
つまり「意図的に、こう考えよう」と自分を整えることです。
なぜなら、多くの人は自分や他人についてネガティブな考えをしてしまうとき、それを“意図的に”やっているわけではないからです。
誰も「今日は運転しながら、自分にできるだけ厳しくしよう」なんて節目を始めませんよね。
そんな“ネガティブな節目ごとの意図確認”は、意図してしているのではなく、“放っておくことで”起こるのです。
つまり、それは“ネガティブな勢い”に飲み込まれてしまっているだけなのです。
わかりますか?
そう、簡単なことなのです。
多くの人がこう言いますよね。
- 『ほとんどのビジネスは○年以内に失敗する』とか
 - 『本当に強力な後ろ盾がないと難しい』とか。
 
そういう“言われてきたこと”や、“自分の中で拾い集めてきた考え”が、勢いの邪魔をしているのです。
だから、せっかく新しいアイデアが浮かんでも、すぐにそれを“打ち消す信念”が顔を出してしまいます。
でも、覚えておいてください。
“信念”というのは、ただ“繰り返し考え続けてきた思考”にすぎません。
それは“必要不可欠なもの”ではないのです。
意図的に“節目ごとの意図確認”を行えば、望む方向への勢いが生まれます。
ここが大事です。
意図的に“節目ごとの意図確認”をすれば、そのテーマについて、あなたの中の“願望の勢い”が十分に早く動き出します。
そうすれば、過去にどんな“信念”を持っていたとしても、もうそれは問題ではなくなるのです。



ありがとうございます。
すごく力強い言葉ですよね。
そうしているうちに、ただ“考えること自体が楽しい”と感じるようになります。
ちょっとした“空想”や“イメージ”や“ひらめき”がどんどん浮かんできて、それを楽しむ感じです。
まるで、自分の創造的な感性が自然と流れ出してくるようなものです。



それと、最後にもうひとつ質問があるのですが、私は以前、政府関係の仕事をしていました。
政治の世界で、かなり上の方まで関わっていたのです。
それは自由や“節目ごとの意図確認”を窒息させる環境ですね。(会場笑い)



そうなんです。
まさに“泥沼”という感じでした。
政策を動かすために、世論を分断したり、ある層の人々を特定の方向に誘導したりする“仕掛け”があって…。
つまり、どう人を操作すれば票を動かせるかということです。
私はその“裏側”を見てしまったのです。
とても道徳的とは言えないものでした。
友人にそのことを話しても、あまり伝わらないのです。
それで私は、『どうしてこんなにも“低い波動”の、いわばサイコパス的なエネルギーの人たちがリーダーになっているんだろう?』と思ってしまって…。(会場笑い)
それはこういうことです。
先ほども話しましたが、誰であっても「何かを求めているとき」、その奥にあるのは「それを手に入れたら気分が良くなるはず」という信念なのです。
つまり、みんな最終的には「調和」を求めているのです。
たとえそれをそう呼んでいなくても。ただ、宇宙の法則を理解していない人が多いのです。
でも思い出してください。
「多様性」や「コントラスト(嫌なこと)」は悪いものではありません。
むしろ、それがあるからこそ良いのです。
だから、まずはそこから始めるのがいいでしょう。
では、あなたが今感じていることを少し掘り下げてみましょう。
あなたが話していたような感覚、それを理解できる人はたくさんいます。
まず最初に認めておきたいのは、あなたが「現実だ」と信じて見ているその出来事や状況を考えるとき、その思考が“とてもつらく感じる”ということです。
あなたはそれを“道徳的ではない”と呼びましたね。
それがあなたにとって「つらく」感じる理由、それは、あなたの“ソースとしての視点”が、あなたが物理的な人生の中で拾ってきた抵抗を通して「本当の自分が知っていること」へと呼びかけているからなのです。
それをあなたがそういうふうに“翻訳”するから、気分が悪く感じるのです。
ネガティブな感情はいつも同じことを教えてくれます。
それは、「あなたの中のソースが、今のあなたとは違う見方をしている」ということです。
だから、まずはそこを認めることから始めてみてください。
たとえ多くの人があなたの考えに同意してくれたとしても、ソースエネルギーはその考え方には同意していないのです。
それが良いスタート地点になります。
それを踏まえた上で、たとえばある日、仕事に行く途中など、少し自由に考えをめぐらせる“意図する時間”をとってみてください。
この前の金曜日、エスターが空港に向かって車を運転していたときのことです。
早朝のフライトだったので、交通量は少なかったのですが、道路工事があちこちで行われていました。
でもその工事は、特に彼女の進行を妨げるわけではなく、彼女はふと、炎天下で働いている人たちを見て思ったのです。
「これは“政府の仕事”なんだな。人口の増加を見越して、誰かが長期的な計画を立て、いつ・どこをどう拡張するかを決めて、着実に高速道路を広げている。一時的には少し不便だけど、最終的には自分たちや多くの人たちのためになる計画なんだ」
それは、エスターが自分を“意図的に整える”行為でもありました。
そうやって意識的に整えることで、そのテーマに関してポジティブな勢いを作り出したのです。
そして気づいたら、空港の保安検査のスタッフにも感謝の気持ちが湧いてきて、まったく混雑にも遭わず、スムーズにチェックを通過できていました。









