【エイブラハム】いつも幸せなのに…何か足りない?受け取りモードの本当の意味

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エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。
エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。
今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。
エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。
ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。
ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】いつも幸せなのに…何か足りない?受け取りモードの本当の意味



少し混乱していることを、はっきりさせたいです。
この体験は本当にすばらしくて、喜びでいっぱいです。
私は生まれたときからずっとこういう考えを教えられてきて、それをサポートしてくれる両親を選んできました。
つまり、「私は本当に幸せだ」と言いたいのです。
でも最近、あなたの言葉を聞いたり、練習を続けていく中で気づいたのです。
「私はいつも幸せだけど、もしかして“幸せすぎて力を失っている状態”なのだろうか?」と感じるようになりました。
私はほとんどネガティブな感情を感じないのです。
「何か間違っているのかな?」「こんなに気分がいいなんて、おかしいに違いない」と思うのですね。



あなたの話を聞きながら、その考えの中をぐるぐる回ってしまうのです。
これは真剣な質問です。
ほとんどの時間ですごく気分がいいから、「もしかして何かを見落としてるのでは?」と思うのですね。



聞き逃してるわけではないのです。
ただ、あなたが今日話していたことや言葉を思い返しているのです。
では、大きな質問をしましょう。
「悪い気分を感じたことがないのに、どうやって“いい気分”だとわかるのでしょうか?



それは私が聞きたいことです。
あなたが求めているのは“バランス”です。
でも実際に話しているのは、「波動の整い具合の段階」なのです。
今のあなたは、まさに私たちがよく使う例え話のような状態です。
サンフランシスコの坂道で、車を押し始めるけど、勢いがついて悲惨なことになる前に「やばい」と気づいて止める。その状態です。
坂の下で暴走した車を止めようとするより、早い段階で「もっと心地いい思考」を選べているのです。
だから、いつもバランスを保てているのですね。
こうなふうにも言えます。
何かを望んでいるけど、同時にそれに反する方向にフォーカスしてしまう。
すると、さらにそれを強く望むようになって、また反対にフォーカスして…。
そうなると、まるでジェットコースターみたいな人生になります。
でも最終的には、「それがすごく欲しい」という思いが強くなって、そのギャップが埋まって、大きな安堵を感じて「生きてるって最高だ!」と思うのです。
多くの人は、そういう激しい生き方を好みます。
でも、こういうやり方もあります。
何かを望んで、少し不満を感じて、満足を探して、その波動に整える。
また望んで、少し不満を感じて、満足を探して、整える。そうやって少しずつ波動の勢いをつけていきます。
だから、自分では「勢いがある」と気づかないくらい、自然に整っていくのです。
たとえば、すごく熱いお風呂に入ったら「熱い!」とわかりますよね。
逆に、すごく冷たい水に入ったら「冷たい!」とすぐ感じます。
でも、ぬるいお湯に少しずつ入って、ゆっくり温度を上げていったら、気づいたときには「すごく気持ちいいお風呂」に入ってるのです。
プールでも同じです。
少しずつ体を慣らしていけば、いつの間にか水の中に自然に入っています。
わかりますか?
つまり、「正しい」「間違ってる」はないのです。
全部、自分で選べるのです。
多くの人はドラマチックな生き方を好みます。
というのも、多くの人は「何も考えない状態」よりも、ネガティブでも何かを考えているほうがマシだと思ってるのです。
でも実は、そんなドラマのような刺激は、「中立の状態」より良いわけではないのです。



たしかに、私もよく気づくのです。
少し不満なことがあっても、「まあ大丈夫」と思って、すぐに望む方向へ意識を向けられます。
努力しなくても、自然にできるのです。
でも同時に、どこかで少し“グラつく”感じがあるのです。
たぶんそれが“揺れ”なんだと思います。
では、この話をしていきましょう。
彼女が言ってたことが、わかりましたか?
これは、すごくいい話なのですよ。
こういう流れなのです。
あなたはこれまでの人生で、いろんなことを望んできました。
そして、内なる存在は、そのすべてへ続く道を知っています。
今、あなたは瞑想したり、感謝したり、満たされた気分で過ごしていますね。
つまり、ほとんどいつも“受け取りモード”にいるのです。
この会話は、「どれくらい意図的に創造するか」というテーマなのです。
だって、長く私たちの話を聞いてくれている人にとっては、少し“矛盾している”ように聞こえるでしょうから。
あるとき私たちはこう言います。
「あなたは考えていることを、望む、望まないかにかかわらず引き寄せます。だから、考えていることに注意して、気分のいい考えを選びましょう」と。
でもまた別のときにはこう言うのです。
「もうあなたは十分考えた。ステップ1(願う)は終わっている。ソース(宇宙)はステップ2(答える)も済ませた。あとはリラックスして、受け取るだけですよ」と。
だからあなたはこう思うかもしれません。
「え、どっちなの?エイブラハム。望むことを考えるべきなの?それともリラックスして何もしないほうがいいの?」と。
私たちはこう言います。
“受け取りモード”にいると確信できているなら、そのときは、アクセルを踏んでいいのです。
“受け取りモード”にいるときは、思考を自由に流して、広げていっていいのです。
もしかするとあなたは、「考えすぎてネガティブになったらどうしよう」と怖くなって、静かな思考に自分を閉じ込めているのかもしれません。



ああ、それはすごくわかります。
ですよね?
この「影響のもとでいる」カードは、そんなあなたにぴったりです。
つまり、こういうことです。
“内なる存在の影響のもと”にいると感じるとき。
つまり満足しているときは、思考を自由に流していいのです。
エスターは休憩の時間に、こう思いました。
「ソルトクリスタルの洞窟を、どこに作ろうかな?」と。
そして、いくつかの場所を思い浮かべていくうちに、どんどんその思考が心地よくなっていったのです。
それから、彼女は思いました。
「そうだ、グローブパーク・インのグロットを作った、あの人に連絡してみよう」と。
彼は、エスターのテキサスの土地にも、小さな水の流れを作ってくれた人なのです。
エスターは、その人に電話して「塩のクリスタルの洞窟を作りたいの」と話すのを想像しただけでワクワクして、もうステージに戻ってくるのも我慢できないくらいでした。
なぜなら、彼とその話をしたら、きっと2人でアイデアがどんどん湧いてくるとわかっていたからです。
「洞窟を作れるでしょ?塩のクリスタルって手に入る?たくさん集めて、塩のクリスタルの洞窟を作れるかな?私が行く場所すべてに、それを作れる?」
そうして何かにピンと来たとき、その“勢い”が、あなたを引き寄せていくのです。
これがまさに、あなたがやりたいことなのです。
ここが大事ですよ。
あなたはすでに、ステップ1の段階で創造をすべて終えているのです。
えっ?
もう1回言いますね。
あなたは、もうステップ1で全部の創造を終えているのです。
あとはソース(宇宙)がそこから引き継いでくれています。
では、今のあなたの仕事は何でしょう?
それは、あなたが創り出したものを、「自分にとって一番心地いい形」で、少しずつ受け取っていくことなのです。
もし本当に「もう全部できあがっている」と信じられたら、あとは手放して、宇宙があなたを驚かせ、喜ばせるのを許せるようになります。
そして、そこに“勢い”が生まれます。
あなたがこれまでにボルテックス(創造のエネルギー空間)に入れてきた、無数の細かい願い。
- あなたが何を好きで
- どんなふうに好きで
- なぜそれが好きなのか
その全部を、あなたの内なる存在はちゃんと知っています。
しかも、その全部をうまく“組み合わせる方法”まで知っているのです。
つまり、あなたにとって大切な10個、20個、30個、40個の願いが、ある瞬間、いっぺんに花開くような出来事が起こるのです。
そのとき、ちゃんと受け取れる“波動の速さ”に自分を合わせておきたくないですか?
そう、それが大事なのです。
では、「満足」という言葉に戻りましょう。
皆さんの中に、私たちの本『願えば叶う』を読んだ方はいますか?
読んでいなくても大丈夫です。
とても良い本なのですが、そこには今話しているすべてのことが書かれています。
その本の中には「感情のスケール」というリストがあります。
絶望や恐れから始まり、情熱・歓喜・感謝・愛などの高い波動まで、たくさんの感情の段階があるのです。
もしすべての感情の言葉を入れたら、ものすごく長いリストになるので、私たちは代表的な言葉だけを選びました。
そのリストのちょうど真ん中にあるのが、「満足」という言葉なのです。
そう、それがこの“満足”と同じ意味なのです。
いったん満足を感じて、自分の内なる存在の方向に意識を向けると、その満足はどんどん勢いを増していきます。
それが今あなたが話していることなのですよ。
私たちはこの会話のテーマをわかっています。
“気分はいいけど、ちょっと力が抜けてる感じ”“いい気分だけど、もう少し勢いがほしい”“でも、勢いがつきすぎて、望まない方向に行ったら怖い…”そんな感じですよね。
でも、それはまったく心配いりません。
満足を感じているときに、勢いがついていくと、それはますます良くなっていきます。
もっと気分が良くなって、どんどん加速していきます。
約束します。
“時速100キロ”で進むのは、“時速5キロ”よりずっと楽しいですよ。
わかりましたか?



完璧です。
では、もう1つだけ確認したいです。
感情のスケールで、満足より下の段階の感情を感じたとき、そこに引っかからずに通り抜けるにはどうしたらいいのかと、ずっと考えていました。
それは“ステップ1の瞬間”をどう扱うのかです。
こう考えてみてください。
もし“受け取りモード”をちゃんと意識していたら、ステップ1の瞬間が来ても全然動じません。
あなたにはもう“海の上での足腰”があります。
バランスも取れているし、衝撃を吸収する力もある。
だからその出来事を“ただのデータ”として見られるようになります。
それは“自分という存在の証明”でもなければ、“ジャッジ”でもありません。
私たちは“ポジティブな感情とネガティブな感情”の話をしますが、中には“ネガティブは悪いこと”と思ってしまう人もいます。
でも、そうではないのです。
車のガソリンメーターを思い出してください。
“空っぽ”の表示も、“満タン”の表示と同じくらい大事ですよね。
タンクが空のときに、「見たくないから」とニコちゃんマークのシールを貼りますか?
“そんなの見たくない、フォーカスしちゃいけない”と。
そんなことしませんよね。
ちゃんと知って、ガソリンを入れに行きます。



私は“受け入れること”というのも、最近ずっと考えていたのです。
受け入れることですか?



“受け入れる”ことと、さっきあなたが言っていたような、“ごまかし”とか“正当化”みたいなものがない状態のことです。
もう少し教えてもらえますか?



そうですね。
ネガティブな感情を感じたときに、“無理にハッピーなシールを貼る”みたいなことはせずに、ただそれを“データ”として見る。
“情報”として受け取る。
“望む方向へ進むための情報”として見ることです。
それが“導き”なのです。
あなたの内なる存在が呼びかけているのです。
その呼びかけを“聞けている”なら、あなたはちゃんとその方向に向かっています。
もし“聞けていない”なら、少し反対方向に行っているかもしれません。
でも、こう考えてみてください。
もし内なる存在があなたを呼んでいなくて、その呼びかけに気づくこともできなかったら、自分が“間違った方向に進んでいる”と気づけますか?
わかりましたか?
内なる存在が“あなた自身”や“あなたの望むもの”の方向に呼んでいて、あなたがネガティブな感情を感じている。
それって、つまり“ガイダンスシステムがちゃんと動いている”ということですよね?
そうですよね?
それって、すごくいいことなのですよ。
エスターは昔、娘のケイトが小さかった頃、“マゼラン”というカーナビを使って遊んでいました。
マゼランが「右に曲がってください」と言うのに、わざと左に曲がるのです。
するとマゼランが怒って、「Uターンしてください」と言うのです。
ケイトはそれを聞いて笑って、エスターも笑っていました。
「私たち、好きなことしているの。なにも深刻なことなんて起きてないんだから」と。
だから、気楽にいけばいいのです。
もう、どうしたらいいかはわかってるはずです。
あなたはちゃんとわかっています。
今、はっきり感じませんか?
心がすごくクリアになっていることを。
これから先のことにも、少しワクワクしてきていませんか?
楽しいですよね。
この“やんちゃな世界”で、いろんな人たちと共同創造するというのは。
本当にやんちゃな世界です。
たくさんの人がいて、それぞれ違う意見や信念、いろんな生き方や望みを持っています。
でも、その全部が“正しい”のです。
だってあなたは、その“みんなの中に入るために”来たのですから。
そして、自分の大切でパワフルな視点から、“自分は何を望むのか”を決めていくために。
この“協力的な宇宙”というのは、あなたが“願望のロケット”を打ち上げるたびに、その願望のまわりに、すべての“協力的な要素”が集まってくるのです。
いずれ、というか、もうまもなく、あなた自身もその“協力的な要素のひとつ”になる方法を見つけるのです。
- “もっと満足を感じること”を選ぶ。
- “より多くの瞬間に満足を見つけること”を練習する。
そうすると、あなたは“自分の願いに協力的な存在”になるのです。
すると、アイデアが流れ込んでくるようになります。
でもそれは、「やらなきゃ」と感じるようなアイデアではありません。
「これをしないと叶わない」みたいな義務感のあるものではないのです。
そうではなくて、“うわ、それ楽しそう!”と思うようなアイデアです。
“やりたい!”と思える感覚。
それが、大小どんなことでも構いません。
最初のうちは、そのアイデアが“たいした意味を持たないように”思えるかもしれません。
“これがどうして自分の願いにつながるのか”なんて、ぜんぜんわからないこともあるでしょう。
でも、それでいいのです。
“すべての道筋”を知る必要なんてありません。
“ただ気持ちがいい”。
それだけで十分です。
“これ、なんかワクワクするな”と思ったら、その道を進めばいいのです。
そしたら何かが現れて、「ああ、これだったのか!」と気づく瞬間が来るでしょう。
「このインスピレーションは、これにつながってたんだ!」と。
そのとき、あなたは“やっぱりあの感覚を信じてよかった”と思うのです。
そしてまた“ああ、これも気持ちいい”と感じます。
そこから次へ、また次へとつながっていくのです。
そうやって続いていくうちに、あなたは“安定した満足感”を、どんどん強く感じるようになります。
その満足感は“波のように”押し寄せてきて、だんだん速さも大きさも増していくのです。
やがて、その“満足”は“明晰さ”へと変わっていきます。
明晰さほど満足なものはありません。
そして明晰さは、“コントラスト(望みと反対のこと)”から、ものすごく速くやってきます。
あなたはこう感じるようになります。
「今回は、本当に自分の望みが前よりずっとはっきりした!」
そうして、明晰さを歓迎するようになるのです。
満足はやがて“明晰さ”へ、そして“ユーモア”へと変わり、“宇宙があなたを驚かせ、喜ばせようと動いている”のを、楽しく眺めるようになります。
昔エスターはこう言っていました。
「エイブラハム、もし私が自分の現実の創造者なら、どうやって“宇宙に驚かされる”ことがあるの?全部自分でボルテックスに入れたなら、それを見たときに“あ、これだ”ってわかるはずじゃない?」
私たちは言いました。
「あなたには、ボルテックスの中にある“すべて”を一瞬一瞬で理解できる能力はありません。だからこそ、あなたの願いの“完璧なタイミング”や“現れ方”は、いつも新鮮で、ユーモラスで、そしてなによりも“宇宙の法則”と“創造のエネルギー”によって完璧に運ばれてくるのです」
その中で、あなたは
- “自分の価値”を思い出します。
- “自分には力がある”という感覚を取り戻します。
- “自分は無敵なんだ”という感覚に戻っていきます。
そして、「そうか、人生って本来こうして“良いもの”なんだ」と、心の底からわかるようになるのです。
ほんとうに、素晴らしいことですね。