【エイブラハム】たとえ迷ったとしても、実はずっと正しい道を歩んでいる

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エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。
エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。
今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。
エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。
ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。
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【エイブラハム】たとえ迷ったとしても、実はずっと正しい道を歩んでいる



私がいつも気になっているのは、「正しい仕事」や天命といった考え方です。
もしそれが何なのか分かれば、私はおそらく何でもできると思います。
でも、これまでに経験したさまざまな職業のどれにおいても、満足感を完全に得られたことがないように感じます。
自分が本来何をするべきなのか、いつも疑問に思っています。
今日のお話の中にも、それに関係する部分があったと思うのですが…。
ただ、あなたがGPSの例えを使うように、ナビゲーションが目的地に導いてくれるとしても、そもそも自分がどこへ行きたいのか分からない場合はどうすればいいのでしょう?
私たちから良いニュースがあります。
それは、あなたが生まれる前からすでにコースは設定されていたということです。
それ以降、毎日の経験を通じてそのコースをさらに形作り、拡張し続けています。
ここでぜひ聞いていただきたいのは、多くの人は「今この場で、自分が何をしたいのかを決める必要がある」と考えているということです。
目標設定の講座が存在したり、私たちが「意図的創造の科学」について話したときも、そういう観点から捉えられることが多いのです。
つまり、「今ここにいる私は、自分の経験を意図的に創造しなければならない」という考え方です。
そこで、私たちは創造のプロセスを3つのステップに分けて説明しました。
この視点で考えると、あなたは毎日の生活の中で、常に「求めること」を行っていることが分かるでしょう。
例えば、
- 誰かに失礼な態度を取られたとき、「もっと優しくされたい」と思うでしょう。
- 逆に、自分が誰かに冷たく接してしまったとき、「もっと思いやりのある人間になりたい」と思います。
- 不安を感じたときには「もっと安心したい」と思うし、
- 欲しいものが足りないときは「もっと手に入れたい」と願います。
- 混乱しているときには「もっと明確に理解したい」と思うし、
- 体力が足りないと感じたら「もっとスタミナが欲しい」と思います。
このように、私たちは言葉では表しきれないほどの頻度で、日々「求めること」を続けています。
そして、そのすべての求めに対する答えは、常に提供され続けています。
この点をGPSの例えで考えるならば、あなたはすでに目的地を少しずつ設定し続けており、しかもそれを日々更新し続けているのです。
後から振り返ってみると、その道のりがしっかりとつながっていることに気づくでしょう。
例えば、ジェリーとエスターはこの仕事を続けながら、「これまでの人生のすべての出来事が、この道に至るための準備だった」と感じています。
今もなお、新しい方向へと進化し続けているのです。
そのシグナルを捉えて、その波動を感じて、それに向かって動き始めると、もう「自分は何をすべきか?」という疑問は消えていきます。
それこそがあなたが求めているものなのです。
というのも、その流れに乗るまでは、つまり、自分の道がはっきりと見えてくるまでは、どこか満たされない気持ちを抱くことが多いからです。
でも、一度そのシグナルをつかむと、それは決して一本のまっすぐな道ではなくても、さまざまな過程を経て、いろんな道を上がったり下がったりしながらも、「これは正しい道だ」と感じることができます。
私たちは決して、あなたやエスター、あるいは他の誰かについても、「これまでの人生のどこかで道を外れた」とは言いません。
なぜなら、あなたが生きてきたすべての経験が、今の道をつくり上げてきたからです。
それらの経験が、あなたの願望を形成してきたのです。
だからこそ、少し肩の力を抜いて、流れに身を任せ、無理にコントロールしようとするのをやめると、その道はより明確になり、鮮やかに輝き始めます。
例えば、これまでの経験について具体的にいくつか教えてくれますか?
そうすれば、私たちはあなたの波動の基盤の中から、私たちが感じているもの、そしてあなたを引き寄せようとしているものを示すことができます。



「これまでの経験」というのは、職業のことですか?
そうです、というのも、それが今回の質問の本題だからです。
あなたが最初に働いた仕事は何でしたか?



最初の仕事は、テキサス東部の農場でトマトを摘む夏のアルバイトでした。
その仕事はどう感じましたか?



あまり好きではなかったですね。
すごく重労働でしたし、働いていたのは私以外みんな黒人の方々で、毎日のように彼らが私にトマトを投げつけてきました。(会場笑い)
なるほど。その経験から、あなたが波動の基盤に加えたものは、「もっと自分の持つ能力を活かせる仕事をしたい」という願望でした。
確かに身体を使うことは嫌いではないけれど、それだけでなく、自分の知性や能力をもっと活用できる仕事を求める気持ちが生まれましたよね。
また、単調な繰り返し作業ではなく、継続的に成長し、広がっていけるような仕事を求めるようになりました。
さらに、あなたは一緒に働いていた人々の勤勉さや誠実さに敬意を抱き、それを「尊敬すべきもの」として自分の波動の中に取り込みました。
一方で、あなたの中で最も強く生まれた願望は、「自分は、より少ない労力で、より豊かに収入を得る方法を見つける」というものだったのです。
それが、その経験から生まれた最も強い願望でした。では、次の仕事は何でしたか?



高校時代に、衣料品店で働きました。メンズの靴や服を販売していました。
その仕事はどんな感じでしたか?



当時はすごくおしゃれな仕事だと思いました。
60年代半ばのことなので。
でも、自分が着たくもないものを人に売るということにはあまり魅力を感じませんでした。
その経験から、あなたが波動の基盤に蓄えたものは、「世の中には本当に多様な人がいて、さまざまなものを求めている」という理解でしたね。
その多様性こそが世界を動かしているということに気づきました。
また、商売というものの感覚も身につけました。
つまり、人々が求める商品を見つけたり、提供したり、それを彼らにとって魅力的な形で提示する、という感覚です。
ただ、それ以上にあなたがこの経験から得た最大のものは、「世の中にはさまざまな選択肢があり、自分がどこに力を注ぐのか、もっと慎重に選びたい」という気持ちだったのではないでしょうか?



そうですね。
では、その次は?



70年代初めには、ナチュラルフードのビジネスに関わりました。
全粒粉を使ったパン屋やナチュラルフードの店を経営していました。
これまでの仕事経験の中で、あなたは
- 「自営業をしたい」
- 「自分で決断を下せる環境にいたい」
- 「自分が価値を感じるものを販売したい」
という願望を強くしてきましたよね?



確かにそうです。
では、その願望が生まれた背景は何だったのでしょう?
これは偶然ではなく、意図的に選んだ道ですよね?



私はそのビジネスに信念を持っていました。
なぜ信念を持っていたのですか?



ただ、それが正しいことのように思えたのです。
ここで、私たちが伝えたいことが見えてきましたね?
「正しいことのように思えた」というのは、あなたの中で何かの答えになったからです。
それは、
- 「自分が選びたい」
- 「自分で方向を決めたい」
- 「何を売るかを自分で決めたい」
- 「自分が納得できるものを人々に提供したい」
という願望を満たすものだったのです。
この経験を通じて、あなたは「世の中には本当に多種多様なニーズがあり、それぞれに合ったものを提供することが重要だ」と改めて理解しました。
そして、ここで新たな願望が生まれました。
それは、「より多くの人にとって魅力的なものを提供したい」というものです。
では、その次の仕事は?



不動産業に入りました。
主に資産管理や商業開発をしていました。
ここまで話を進めてきて、あなたも気づいてきたのではないでしょうか?
私たちは、「あなたが生きてきたすべての経験が、波動の基盤を形成している」ということを伝えています。
あなた自身のこれまでの道のりをたどると、すべての経験が次の段階へとつながる重要な要素になっていることがわかるはずです。
あなたは、
- 「肉体的にハードな仕事をしたくない」
- 「単なる労働ではなく、もっと効率的に豊かになりたい」
- 「他人のスケジュールや基準に縛られたくない」
- 「自分が信じていないものを売りたくない」
- 「売るなら、売る側も買う側も共に満足できるものを扱いたい」
そうして、あなたの道はずっと展開されてきたのです。



それはいいですね。
あなたが今まとめてくれたことで、すべてが明確な視点と文脈の中に整理されてきました。
ただ、私がずっと感じていた葛藤は、経済的な報酬があまり得られなかったことです。
決して簡単にはいかなかったし、人々が本当に自分の提供するものを求めているようには思えませんでした。
どの仕事も、ただ努力と苦労の連続だったように感じます。
では、今振り返って、それを認めながら考えてみましょう。
確かに、その道のりの中ではそう感じたかもしれませんし、今でもそう思うかもしれません。
でも、その経験を通じて、あなたの波動の基盤に何が蓄えられたのでしょう?
つまり、あなたは
- 「もっと楽に物事を進めたい」
- 「この仕組みを理解したい」
- 「引き寄せの力を知りたい」
と願ってきました。
そして今、あなたは多くの人が求める「不動産」というものに出会い、それは可能性が広がる分野でもあります。
では、その後どうなったのでしょう?



そうですね。
80年代半ばに大きな不動産市場の暴落がありました。
その後は、政党に働きかける活動を始めました。
詳しく教えてください。



しばらくの間は楽しめました。
成功したこともたくさんあったし、いつもみんなが勝てるプロジェクトを手がけていました。
つまり、地域社会も開発業者も、関係者全員が利益を得られるような案件ですね。
それはうまくいっていたのですが、そのうち政治的な状況が変わり、その仕事が以前ほど魅力的なものではなくなってしまいました。
それで、その後どうしましたか?



熱気球の会社を始めました。
今もそれを続けていますか?
それとも、風とともに去ってしまいましたか?



去ってしまいましたね。(会場笑い)
なるほど。
では、あなたのこれまでの経験をもっと広い視点で整理してみましょう。
あなたはまず、一生懸命働くことを受け入れ、その覚悟を持っていました。
でも、実際には「自分は他の人ほど肉体労働には向いていない」と気づきました。
むしろ、彼らからトマトを投げつけられるほどだと。(会場笑い)



その通りです。
そこから、
- 「涼しい屋内で働きたい」
- 「もっと楽で、自分の体が心地よく感じる環境で仕事をしたい」
という強い願望が生まれました。
さらに、
- 「自営業をして自分の判断で動けるようになりたい」
という思いが強まりました。
さまざまなビジネスのアイデアが浮かびましたが、その当時はエネルギーが完全には一致していなかったため、理想とのギャップを感じつつも、あなたの波動の基盤にどんどん新しい要素が加わっていきました。
やがて、世の中には多くの資産を持つ人々がいて、お金を動かすことができれば大きな影響を与えられると気づき、そのゲームに参加したいと思うようになりました。
でも、そこにある腐敗や不協和音、そして何よりも「努力のわりに得られるものが少ない」という現実に直面しました。
つまり、以前のトマト畑での仕事よりもはるかに大変なのに、思うような成果が得られない状況にあったのです。
そうした経験を経て、あなたは
- もっと遊び心があり
- 自由を感じられ
- ただ単純に気持ちの良いもの
を求めるようになりました。
つまり、これまで経験してきたことすべてが、大きな意味を持ってあなたの今に繋がっているのです。
私たちがこの話をあなたよりもずっと情熱的に語っている理由は、私たちにはあなたの波動の基盤に蓄積されたものがはっきりと見えているからです。
これまでのすべての経験が積み重なった拡張されたあなたが、私たちには明確に感じ取れています。
もしあなたがその拡張された自分を完全に理解できたなら、過去のどんな経験も「なかったことにしたい」とは思わないでしょう。
なぜなら、それらすべてが、今のあなたを形作る大切な要素になっているからです。
私たちがあなたの話から受け取っているのは、「どうすれば拡張された自分と完全に一致できるのか?」という問いかけです。
あなたはその言葉を直接使ってはいませんが、内面で感じている引き寄せの力はまさにそれなのです。



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