【エイブラハム】古い魂に隠された真実

エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。

エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。

今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。

エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。

ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。

ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】古い魂に隠された真実

答えは「いいえ」です。

内なる存在が、特定の瞬間にもっと具体的なことを伝えたいと思うことはあるかもしれません。

例えば、

• 「これをするのは良いアイデアだよ」とか
• 「これって気持ちいいね」とか
• 「このバラの香りが大好きだ」とか
• 「あなたの目を通して見えるこの景色は本当に美しいね」

という具合に。

内なる存在はより親密で、あなた自身と直接的なやり取りをしています。

ただし、内なる存在があなたとやり取りする基準は、私たちが伝えているものと異なるわけではありません。

このことを説明するために、歪みを生じさせずに表現する方法を探したいと思います。

非物質的なものを物質的な言葉で表現しようとすると、時々少し歪みが加わることがあり、それを避けたいのです。

あなたは物質的な存在であり、焦点を当てた意識そのものです。

そしてもちろん、あなたのソースの意識と切り離されることはありません。

このソースと呼ばれる流れには、

• あなたの内なる存在や
• その内なる存在が属する意識の家族

あなたが言及した、

• エイブラハムのグループ
• さらには「神」と呼ばれる存在

も含まれています。

そのため、この流れを分離し、それぞれを定義しようとすることはまず不可能ですし、また推奨されることでもありません。

その流れは、あなたの異なる意識レベルに応じてあなたに応答しながら流れています。

つまり、あなたの内なる存在は、あなたの最も親密な非物質的側面です。

でも、内なる存在は単独ではなく、常にその波動に一致するエネルギーに囲まれています。

そのため、内なる存在をその意識の家族から切り離そうとすることは、非生産的です。

なぜなら、あなたが求めているのは、その全体性だからです。

では、こう考えるかもしれません。

「内なる存在は、その属する意識の家族ほど大きな存在ではないのか？」と。

でも、私たちは「そんなことはありません」と答えます。

それは、1つの思考が5つの思考より劣るということではないのと同じです。

「では、私は内なる存在とどう関わればいいのか？どう付き合えばいいのか？」という質問について、私たちは「内なる存在を、あなた自身の広い視点の一部として考え始めてください」とお伝えします。

エスターが最初に私たちを受け取り始めたとき、彼女は「自分の霊的ガイドが誰なのかを知りなさい」と勧められました。

それまで「霊的ガイド」という表現を聞いたことがありませんでしたが、その考えに興味を持ちました。

それは、守護天使を思い起こさせるようなものだったのです。

そして彼女が瞑想を始めたとき、彼女の心には「私の霊的ガイドが誰なのか知りたい」という思いがありました。

その思いが彼女の中で生み出したのは、「私に関心を持ち、私を知り、私が困難に陥りそうなときにそれを察知し、回避するよう導いてくれる誰かがいる」という認識でした。

でも、彼女が内なる存在とより深く関わるようになるにつれて、彼女は「霊的ガイドとは誰なのか」を次第に理解するようになりました。

でも、彼女が私たちと関わるようになればなるほど、私たちが彼女を困難から避けさせるような導き方をしているのではないことを理解しました。

それが私たちのやり方ではまったくなかったのです。

むしろ、私たちは幸福感の波動を共鳴させ、響かせているだけでした。

彼女がその波動に同調したり調和したりすると、彼女は自然と幸福感の中で生きるようになるのです。

つまり、私たちは彼女が望む方向に導いているのであって、彼女が望まない方向から遠ざけているわけではないということです。

しばらくの間、彼女は私たちを「エイブラハム」と呼びながら、「私の霊的ガイドは誰ですか？」と尋ねていました。

そしてその質問に対して、彼女は「私はエイブラハムです」という答えを受け取ったのです。

でも、私たちは一度も「私はエイブラハムです」と言ったことはありません。

私たちはただ、エイブラハムのエネルギーを放射していただけです。

エスターはそのエネルギーを受け取り、「私はエイブラハムです」と解釈したのです。

なぜなら、彼女が尋ねていない質問に対して答えを受け取ることはできなかったからです。

つまり、彼女は私たちを単数的な存在として認識していたため、単数的な存在として受け取ったのです。

でも時間が経つにつれて、私たちが彼女と話す機会が増え、他の人々が質問をするようになり、ジェリーの質問が次々と解消されていく中で、彼女は私たちが単数的な存在ではないことに気づき始めました。

彼女は私たちが「私たち」と言うのを聞き取れるようになり、あなたがここで話しているような感覚を感じ取れるようになりました。

彼女は質問によってエネルギーの広がりや深さが異なることを感じ取れるようになり、また、浅く狭い反応が返ってくる場合もあることを認識し始めました。

そして彼女は、エイブラハムのエネルギーが、どの瞬間にどのような質問が定義されるかに応じて比例的に応答しているのだと理解するようになりました。

その後、私たちがエスターや他の人々に「私たちはエネルギーの流れであり、常に存在している」と伝え始めたとき、彼女は「私たちとの関係は、彼女が私たちを受け入れ、許容できる能力に比例するものだ」と理解し始めました。

最初の頃、彼女と私たちの関係は現在とはまったく異なっていました。

彼女は立つことができないと思い、椅子に座っていました。

目を開けることができるかどうかも分からなかったため、目を閉じたままでした。

言葉を通すことさえ、かろうじて許容していました。

彼女の体は椅子をしっかりと掴むように硬直しており、大きな緊張と抵抗がありました。

そのような状況の中で、私たちはなんとか進んでいったのです。

でも、時間が経つにつれて彼女がリラックスし、抵抗を次第に解放するようになると、彼女はエイブラハムとのより完全で親密な関係を許容するようになりました。

それは、これまで私たちが関わってきたどの人とも比べ物にならないほどの関係です。

あなたはこう尋ねるかもしれません。

「私の内なる存在とエイブラハムの違い、あるいは私の内なる存在と神と呼ばれる広大なエネルギーの違いを、どうすれば分かるのでしょうか？」

私たちはこう答えます。

「それを明確にしようとすればするほど、あなたが必要としている、望んでいるすべての完全性を許容できなくなります。名前やラベルは常に制限を生み出します。なぜなら、それによって実際のものとは異なるイメージを思い描いてしまうからです」と。

でも、彼女が実際に言っていることは、「私はリラックスして、この経験において非物質的なエネルギーが優位になることを許容します」ということなのです。

彼女は自分が今まで焦点を当ててきたものを手放し、ただ許容しようとしているのです。

あなたが言う通り、彼女の期待感が次に何が起こるかを大きく左右します。

つまり、エスターはリラックスして、あなたが質問をし、そのアイデアが彼女に流れ込んでくることを知っています。

彼女はそれがどこから来ているのか、またはその正当性について考える時間を全く費やしません。

ただそのアイデアが流れるままに任せており、すべてがこの相互作用の結果としてうまくいくという信頼感を持っています。

でも、あなたの言う通り、彼女が持っている期待感は確かに存在します。

実際、その期待感は非常に確固たるものとなっているため、たとえ部屋に入る途中でホテルのマネージャーと何かについて口論したとしても、彼女が「私は準備ができています」と言うと、抵抗のある思考を簡単に手放し、エイブラハムのエネルギーが彼女の波動を支配することを許容するのです。

そしてそれは彼女にとって非常にうまく機能します。

そうです。

時間をかけて試していくうちに、つまり、繰り返し遊びながら受け取り続けるうちに、それがわかるようになります。

それは自然と非常に馴染み深いものとなり、意識しなくても簡単にその状態に入ることができるようになるのです。

そしてその次には、あなたが目指している次の目標に焦点を当てることができます。

エスターはこの間、ネガティブな感情の真っ只中でジェリーにあることを言いました。

エスターは、自分の考えが誤っていたことに反応してネガティブな感情を感じると、それをとても深刻に受け止めます。

彼女は「もっと良い選択ができたはずだ」と分かっているからです。

その結果がどのようなものかも理解しているため、恐れることはありません。

なぜなら、彼女はいつでも自分を調整して元に戻すことができると知っているからです。

でも、彼女は「違う選択をしなかったこと」に対して心からの失望を感じるのです。

その感情の渦中で、彼女はジェリーにこう言いました。

「私はエイブラハムを呼び寄せて、あなたとエイブラハムだけで暮らすようにしようかしら」と。（会場笑い）

ジェリーはその言葉を聞いて、驚きの表情を見せました。

なぜなら、彼はエスターの人間らしい個性をとても楽しんでいるからです。

つまり、彼は2人が共有している人間的な経験を大いに楽しんでいるのです。

エスターが本当に意味していたのは、「私は私の最善の部分をもっと私たちの経験に持ち込みたい」ということでしたが、ジェリーが言ったのは、「私は君のすべてが好きなんだ」ということでした。

このコントラストな経験こそが、私たち全員にとって重要なことなのです。

では、あなたがソースエネルギーの延長であるという話をするとき、一体どの時点で「人間としての人格」を捨てて、「内なる存在」としての自分になるべきなのでしょうか？

それに対して、私たちはこう答えます。

「ただ、あなた自身の物理的存在であればいいのです。そして、感じられるすべての楽しさを味わい、できるだけ気分よくいれば、それで分離はなくなるのです」

つまり、あなたの人格はあなたそのものです。

あなたはあなたなのです。

そして、内なる存在の人格はその存在そのものです。

さらに、内なる存在が属しているグループの人格もまた、それ自身なのです。

これらの部分は、あなたが考えているほど明確に区別されているわけではありません。

私たち全員に共通していることは、「考えることが好き」ということです。

• 集中するのが好き
• 新しいアイデアを見つけるのが好き
• エネルギーの流れを感じるのが好き
• 創造するのが好き

この世界を創り出すエネルギーを使って、自分たちの創造的な試みに集中するのが好きなのです。

• 私たちは愛することが好き
• 楽しむことが好き
• 味わうことが好き
• リラックスして受け入れることが好き
• 引き寄せの法則が働く様子を見るのが好き
• 他者を賞賛するのが好き
• 拡大するのが好き

そして、「すべてがうまくいっている」と知ることが好きなのです。

これらすべての特徴は、あなたのすべての側面の一部です。

もしあなたが物理的な存在として「内なる存在」とまったく同じクローンになったとしても、周囲の人々はあなたをこう表現するでしょう。

「意図的で陽気で、満たされていて、褒め上手で、強くて安定していて、健康的で、繁栄していて、輝いている人」と。

誰もこうは言わないでしょう。

「あの人の人格は、人間的なものから何か奇妙なものに変わってしまった」と。

つまり、「あなたであるあなた」は「あなたそのもの」です。

あなたがこれまで感じた中で最高の感覚、それがあなたであり、あなたの非物理的なチームなのです。

面白いことに、物理的な存在である人間が非物理的なものをどう翻訳するかを見ると、白や黒の長いローブを着て、厳粛な雰囲気を纏うことがよくあります。

ある人が、ジェリーとエスターに「エイブラハムなんて本当には存在しないと確信しています。エスターが全部作り上げているんです」と、手紙に書いて送ってきたことがありました。

エスターは、その言葉を褒め言葉として受け取りました。

なぜなら、その手紙には「ソースはこんなに日常的な言葉で話すわけがない」と書かれていたからです。

でも、私たちは言います。

ソースはあらゆる言語を話します。

その通りです。それはすべて、測定できないものを測定しようとする物理的な概念の一部であり、自分たちが他者より優れていると感じるためのものに過ぎません。

確かに「古い魂」や「新しい魂」という話をする人は、自分を「新しい魂」だとは思っていませんよね。

私たちが「時間」というテーマで遊ぶ理由は、あなたが今フォーカスしているこの物理的なプラットフォームが多くの利点を持っているからです。

時間という感覚は、あなたがエネルギーの流れとの関係性を認識する機会を与えてくれます。

例えば、何かを望んでいて、それがまだ実現していないときに、時間の経過を見ながらその現象が展開していくのを目にすることで、動きの感覚がより鮮明になります。

これは完全な比喩ではありませんが、感覚として理解できると思います。

例えば、動いている乗り物に乗って遠くの景色を眺めると、ある種の感覚を得られます。

一方で、足元の道路を見つめると、まったく別の感覚を得られますよね。

物理的な身体にいて自分の人生経験をとても親密に捉えるとき、物事が動いているという感覚が強くなります。

でも、一歩引いて少し遠くから眺めると、その感覚は薄れることがあります。

時間もこれと似ています。

自分の人生に深く関わるとき、時間が経過している感覚はよりリアルに感じられます。

それに対して、一歩引いて俯瞰すると、時間の感覚は薄れることがあります。

私たちは、どちらの視点がよりワクワクするかに応じて、視点を行き来することをお勧めします。

• 時間の経過を感じるほどに深く関与する

のも良いですし、または

• 時間を考えるのではなく、コントラストがどのように新しい思考を生み出しているかを考える

のも良いでしょう。

その思考にフォーカスすることで、この時間と空間の現実にこれまでになかったエネルギーが呼び込まれ、宇宙がその思考の表現としてより大きくなったのだと感じてください。

宇宙は、今この瞬間、1秒前よりも豊かになっているのです。

つまり「多いか少ないか」という観点で考えると、時間の感覚がより鮮明に理解できるようになります。

「同時的な時間」という考え方を聞いて、「じゃあ、過去に戻れるの？18世紀を体験できるの？」と言う人もいます。

でも、私たちは言います。

今のあなた以下になることはできません。

今のあなたが達成した波動以下の波動を得ることはできないのです。

例えば、誰かが帝国を築き上げた後に、それが失われたり破壊されたりしても、その人は達成した波動を保持しています。

そのため、帝国は再び戻ってくるのです。

それをよく目にしますよね。

宇宙が応答しているのは、財政状況ではなく、波動の状態だからです。

だからこそ、私たちは「時間」というテーマであなたと遊ぶのが好きなのです。

時間は本来、フォーカスのための機能でしかありません。

それが意図されていた唯一の目的です。

自分にとって、最も役立つ形で時間を活用してください。

自分にとって、最も気分が良いと感じる方法で時間を見つめてください。