【エイブラハム】望んだものは期待していないときに現れる
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エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。
エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。
今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。
エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。
ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。
ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】望んだものは期待していないときに現れる
もししばらくの間、「何かが現れる必要がある」という思いを手放せたらどうでしょうか?
- その現れを必要とするのをやめ
- ボルテックスのプロセスを楽しみ
- 受け取る準備ができた時にそれが現れることを許可することができたなら
- まだ現れていないことで不足を感じるのではなく
- その準備が整った時に自然に受け取れることを理解できたなら
もっと楽に進んでいけるでしょう。
ここで、とても重要なことがあります。
あなたは決して、それを終わらせることはできないということです。
人生のあらゆる瞬間には、新たな願望や意図がボルテックスの中に追加されていきます。
生きたエネルギーの渦、ソースエネルギーの意識の塊は常に拡大し続け、あなたに流れ込んでいます。
あなた自身が、その現実化の存在そのものなのです。
それは地中に蒔かれた種のようなもので、その種が、望むかどうかに関わらずやがて壮大な木に成長していくのです。
それは、今まさに成りつつあるものなのです。
理解できていますか?
この成りつつあるというプロセスがあると理解したなら、まだない部分ばかりを見るのではなく、成りつつある状態を見つめるようになるかもしれません。
その成りゆきを見守り、「まだ形になっていない」と判断するのをやめることで、そのプロセス自体をもっと楽しめるようになります。
そうすることで、次の理解へと進む準備が整い、その次へ、そのまた次へと進んでいけるでしょう。
再び言いますが、あなたは決してそれを終わらせることはできないのです。
もう少し分かりやすく説明しましょう。
- もし「何かが実現しないと幸せになれない」と感じ、その何かがまだ起きていないから幸せになれないのなら、
-
実現を遅らせてしまうでしょう。
- でも、もしその何かが起こる必要がなく、ただそのアイデアを考えるだけで満たされるのなら、
-
結果が出る前から幸せでいられるのです。
まだ現れていないのに幸せで、成長している途中でも幸せで、もっと広がっていくことにも幸せを感じている。
そんなふうにずっと幸せでいられれば、やがてそれが実現した時には、さらに大きな喜びが得られるでしょう。
でもその幸せは、それが形になることに依存していたわけではありません。
あなたは、自分が創造者であることに喜びを感じているのです。
地面に種があることに喜びを感じ、その可能性に心が躍り、展開していく過程を楽しんでいるのです。
要するに、「これがなければ幸せになれない」と思うのではなく、成りゆく過程を楽しめるようになった時、あなたはもうずっと幸せ、幸せ、幸せ、幸せなのです。
そういう気分になる必要があることが分かりますか?
なぜなら、あなたは常に新しい望みを抱くからです。
それらの望みは、まだ現実化していないものも多いでしょう。
想像してみてください。
食べ物を理解し、食べ物が種から生まれることを知っていて、種が地中にあることも理解している小さな社会の集団が、まだその種が食べ物になっていないことに嘆き、種が望む食べ物に成長するのを待たずに、あまりに焦りすぎて種を掘り返してそのまま食べてしまうとしたらどうでしょうか?
これは少し馬鹿げた例え話ですが、このケースでは種はやがて食べ物に変わると理解していますよね。
同じように、思考も物理的な現実に変わるということを理解してほしいのです。
それはまさに種のようなもので、今育てられているのです。
- あなたが求める創造物
- もっと多くのお金
- 人間関係
- 人生の向上
- そして当然、あなたが求めるに値する無数のもの
- 望む様々な体験
- 物質的な所有物
- 状況
- 出来事
それら全てが、今まさに異なる段階で成りつつあるのです。
全ての種があるパイプラインに存在していて、あなたがそれを受け取る準備が整った程度に応じて現実に現れるのです。
ここでの会話の目的は、現実化の必要性を少しだけゆっくりするようにお願いすることです。
それらが成りつつあることにもっと気づき、アイデアが思いついた時に、そのアイデア自体にワクワクできるようになってほしいのです。
例えば、最近よく使う話があります。
もし聞いたことがあるなら、今回はさらによく理解できるでしょう。
これは、思考が物理的なものに変わるという話です。
エスターにとって最も大切なのは、あなたのような存在たちです。
彼女にとって最も満足を感じる瞬間は、あなたが真剣に何かを求め、それに対する答えを受け入れられる状態にある時です。
それはエスターにとって、とても嬉しい現実化です。
あなたが「はっ」とする瞬間を彼女はとても喜びますし、彼女自身がそうした瞬間を経験するのも大好きです。
また、少しずつ抵抗が薄れ、もっと受け入れるのを感じる時、その瞬間の突破感を彼女は楽しんでいます。
あなたもそれを感じることができます。
まさにそれが、エスターが人生で求める幸せの旅の一部なのです。
ある日、エスターはデルマーにいました。
彼女はその場所に、海を見渡せる2つの家を持っています。
1つは自宅として使い、もう1つはゲストハウスです。
その2つの家は、とても美しい場所にあります。
ある朝、エスターは自宅で過ごしていました。
彼女は最近、私たちから瞑想の力と価値について聞いており、毎朝20分間の瞑想を実践しています。
心が解放され、感覚が一時的に麻痺するような感覚を楽しんでいます。
瞑想の終わり頃には、「何か思考やインスピレーションが湧いてくるかもしれない」と感じていて、その瞬間を楽しみにしています。
その時こそ、受け取りモードに入っていると分かっているからです。
どんな思考が湧いてくるのかに、興味を持っているのです。
瞑想から目覚めたエスターの心には、こんな強いアイデアが浮かびました。
「家の家具を全部動かしてみたら楽しそう!」
「それも、2つの家の両方で」
表面的に考えると、これは少し奇妙に思えるかもしれません。
なぜなら、エスターは多忙な日々を送っていて、家具を動かすなんて普通はあまり合理的なことには思えないからです。
実際に合理的ではないかもしれません。
でも、そのアイデアは最高に思えたのです。
それが最もワクワクする考えに感じられました。
言い忘れていたのですが、実はその前日も、瞑想を終えた時に同じように不合理なアイデアが浮かんでいました。
それは、自宅の音楽システムを理解しようという考えでした。
その家には10年間住んでいて、ジェリーは使い方を知っていましたがエスターは分からず、その間一度も音楽システムをうまく使いこなせていませんでした。
その家には部屋中、庭、さらには車道にまで、スピーカーが設置されています。
彼女はとにかくボタンを押し始めました。
すると突然、自分が音楽システムをコントロールできることに気づいたのです。
「こんなに簡単だったなんて誰が知っていただろう?」
押し方の組み合わせで大きな違いが生まれます。
彼女は音楽メニューを眺めながら、クラシックやロック、カントリーなど様々なジャンルの音楽を再生し始めました。
ラップの曲を見つけると「なんて心地良く聞こえるんだろう!」と思いました。
普通の感覚では、これは不合理と言えるかもしれません。(会場笑い)
でも彼女のその音楽への興味や情熱は、聴かずにはいられないくらい、どうしようもないほど強かったのです。
それは強烈に心を満たしてくれるもので、次々に流れる曲が前の曲よりも良く感じられました。
音楽の響き、歌詞と音の調和が全身に染み渡るようでした。
彼女は音量を上げ、家中も庭中も音楽で満たしました。
心からその瞬間を楽しんだのです。
その後、彼女はそのことを深く考えることなく日常に戻りました。
そして次の日、瞑想から目覚めた彼女に再び不合理な情熱が浮かんだのです。
今度は「家具を動かしたい」という衝動でした。
そこで彼女はオンラインで家具を運んでくれる会社を探し、トラック付きの作業員を2人手配しました。
作業員たちが到着すると、彼らは彼女のことを「とても親切で少し変わった人」だと感じました。
なぜなら、普通はその年齢の人がこんなにも楽しげに何かに夢中になるとは思えないほど、家具の移動にワクワクしていたからです。
作業員たちは彼女に「なぜ家具を動かしたいのですか?」と尋ねましたが、彼女はこう答えました。
「分からないけど、ただそうするのがすごく良い考えに思えたの」(会場笑い)
彼らは何時間もかけて「これをこっちへ」「あれをそっちへ」「これもあっちに」と、一緒に家具を移動しました。
最終的にはほとんどの家具を元の場所に戻したものの、多くのものをあちこちに移動させました。(会場笑い)
その作業の初期段階で、作業員たちは彼女が何者なのかを知りたくてたまらなくなりました。
でも、直接尋ねるのは恥ずかしく、少しずつ打ち解けながら質問をして探っていました。
そのうちみんなが親しくなり、お互いを気に入り始めました。
水を分け合い、エスターが「みんなにサンドイッチを作ってあげたい」と思うほど、楽しい時間を過ごしていました。
エスターがその美しい1日について話していると、作業員の1人が言いました。
「ここは確かに素晴らしい場所だけど、僕はもうすぐここを去るんです」
エスターはその言葉に衝撃を受けました。
彼女はその美しい青年がこの美しい環境を去ってしまうという考えに耐えられず、「なぜ?どこに行くの?」と問いただしました。
彼は「アラバマ」と答え、「どうして?」と彼女は聞きました。
彼は「僕はラッパーで、アラバマのほうがうまくいくと思うからそっちに行くことにしたんです」と言いました。(会場どよめき)
エスターは「ちょっと待って」と言い、家の音楽システムのボタンを押して、全てのエリアで音量を最大にしました。(会場笑い)
瞬く間にラップが響き渡り、辺り一面にその音楽が流れました。
その瞬間、エスターは初めて「なぜこれが気持ち良かったのか」などの、意識していない何かをソースは知っているという手がかりを得ました。
彼女は思いました。
「そういうことだったのか」
「これが、私が音楽システムを使い始めた理由だったんだ」
「だから、私はこの音楽にワクワクしたんだ」
彼らは彼女に、「何を教えているんですか?」と尋ねました。
エスターは「ラップを教えているのよ」と答えましたが(会場笑い)、「本当は、自分が住みたい場所で暮らす方法を教えているのよ」とすぐに言い直しました。
「私が教えているのは、幸せに生き続けること、自分の現実を自分で創り出すことよ」
「人生はあなたにとって良いものであるべきだし、楽しくあるべきだということを教えているの」
その後、エスターは彼に、自分のCDや本を集めて手渡し始めました。
その若者は、次第に目を大きく見開いていきました。
彼はただの仕事だと思ってここに来たのに、こんな展開になるとは思っていなかったのです。
その時、エスターはようやく「なぜ自分が家具を動かしたくなったのか」が理解できました。
彼女には、ラッパーが必要だったのです。(会場笑い)
なぜ彼女は、ラッパーを家に招く必要があるのでしょう?
それは、単にラッパーが必要だったということではなく、彼女とその若者の内なる存在が、お互いに完璧に引き寄せ合う関係であることを知っていたからです。
彼の中には強力な問いが脈打っており、エスターの中にはその答えが完璧に備わっていたのです。
宇宙は、この2人を結びつけるために最も抵抗の少ない道を用意していました。
これが宇宙の仕組みです。
宇宙はいつも、最も抵抗が少ない道を整えてくれているのです。
でも、多くの人はあまりにも忙しく賢くなりすぎていて、その道に気づけません。
「なぜ、今さらこのシステムを学ぶ必要があるのだろう?」
「これまで使わずにやってこられたのに」
「なぜ、他の重要なことを差し置いてまでこんなシステムをいじったり、ラップを聴いたりするべきなのだろう?」
「そう考えてしまうけど、その理由を説明するのは難しい」
「それは、私のボルテックスは私自身よりもはるかにパワフルだからだ」
「私のボルテックスは、私自身よりも勢いがあるからだ」
「瞑想を通じてそのエネルギーと同調することができ、自分が内なる存在と完全に一致していることが分かったからだ」
「私は内なる存在と一体であり、その存在は未来の現実が既にどこかで形になりつつあるということを知っていて、まだ見えていなくてもそこに向かう道筋を全て把握している」
エスターは、その衝動が合理的でなくても、「気持ちが良い」という理由だけでそれに従うことができました。(会場拍手)
それは、多くの人ができないことです。
多くの人は、心地良く感じることを行動に移すことを、訓練によって失ってしまっているのです。
ここで、最初の話に戻ります。
私たちは、これらの言葉を「ただの言葉や意見」として受け取らずに信じて実践し、幸せに生きるための一歩を踏み出してほしいのです。
今この瞬間に共鳴を感じ、自分のガイダンスシステムと繋がるきっかけとなればそれは素晴らしいことです。
でも私たちは、言葉自体が人に教えるわけではなく、実際の経験が教えてくれるということも知っています。
自分が確かに抵抗のない状態にいると実感した経験、つまり、
- 瞑想によって心を静め
- 頭の中が空っぽになり
- 心配事や仕事のストレス、人間関係のもつれからも解放されている時
あなたはあれこれと心配することなく、マインドがクリアで抵抗がなく、波動が上昇しています。
あなたの中の純粋なポジティブなエネルギーと同調しているのです。
その状態で何かをひらめいても、それを
- 批判したり
- 判断したり
- 他のものと比較したり
- 誰かに意見を求めたり
しなくなります。
多く実践することで、そうなるでしょう。
多くの人の場合、例えば「家具を動かしたい」という衝動が湧いたとしても、周囲の人に「え?なんで?」と言われて終わってしまいます。
エスターが幸運だったのは、その時1人でいたことです。
誰にも口出しされることなく、自由に行動できました。
彼女の友人や知り合いのほとんどは、こう言ったでしょう。
「そのままで完璧なのに、なぜ動かすの?」
「全ての家具をここに置くために、きちんと測ったんじゃないの?」
「この空間は今までで一番美しいのに、なぜ手を加える必要があるの?」
これが、ほとんどの人が新しいアイデアを拒んでしまう理由です。
内なる存在はあなたが望むものとの関係を全て把握しており、それにたどり着くための最も抵抗の少ない道を知っているのです。
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