【エイブラハム】最愛の人が理解してくれないとき
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エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。
エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。
今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。
エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。
ぜひ、宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。
ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】最愛の人が理解してくれないとき
私はあなたを、約1年半くらい前からずっとフォローしています。
自分自身や自分の考えを変えて喜びに向かって進むにつれて、周りの人たちが次第に私から離れていっていることに気づきました。
そのため、少し孤独を感じています。
完全に孤独というわけではありませんが、最近では母親との関係に悩んでいます。
何年も毎日3回は話していたのに、今は全く話していません。
もう1、2か月は経っています。
家族とそれほど深く繋がっていたのに、変わってしまったことに困惑しています。
あなたは創造者であり、意思を伝達する者として他者に自分を理解してもらいたいと思っています。
- 「共通点を見つけたい」
- 「相性の良い部分を見つけたい」
と考えるのは、人間の自然な姿です。
でも、そうしたい一番の理由は、自分のことを理解してもらいたいからです。
時には、自分が気づかないうちに、他人に合わせるために自分を調整していることがあります。
皆ある意味では、超能力者のように周りの状況を感じ取っていて、自分が行き過ぎないようにしながら他者との相互理解の状態を保とうとしています。
つまり、相手を自分の意見を言う相手として利用し、相手に合わせようとしているのです。
ここで、あなたにぜひ聞いてほしいことがあります。
あなたは自分の内なる存在との調和を、周りの人々に置き換えてしまっています。
本当は自分の内なる存在との調和を求めるべきなのに、母親との相互理解を求めようとしているからうまくいかないのです。
でも、母親との共感を求める際に母親が話したいことに合わせようとすることで、内なる存在が語りかけていることとのズレが生じます。
内なる存在は世界の素晴らしさについて語っていますが、母親はそうではありません。
内なる存在はあなたの価値を語っていますが、母親はそうではないのです。
母親や誰かを喜ばせるために調和を求めると、自分の最高の善に到達できず、自分を犠牲にしてしまうことがあります。
エスターは時々、ジェリーに「相手の気持ちを傷つけたくない」と言っていましたが、ジェリーは「それで自分の気持ちが傷ついてもいいの?」と返していました。
私たちが言いたいのは、自分の最高の善や内なる存在との共感を求めるのではなく、他者を喜ばせることに固執すると、しばしばその習慣ができてしまうということです。
そしたら、あなたの周りに時々、期待ほど気持ち良くない関係があることに気づくかもしれません。
ここで、とても重要なことを伝えたいと思います。
これをしっかりと聞いてほしいのです。
私たちは皆さんに「母親から逃げなさい」と言っているのではありません。
でも、逃げた方が幸せになれるだろうとは思います。(会場笑い)
もちろん「逃げなさい」と言っているのではなく、しばらくの間、自分自身の本当の姿と調和を求め、それが安定するまで待つことを提案しています。
そうすれば、たとえ難しいケースでも、満足のポイントを見つけられるようになります。
ある日、ある母親のカウンセリングをしていて、彼女は成人した息子のことについて話していました。
「エイブラハム、もしあなたのアドバイスに従ったら、息子は私に見捨てられたと感じるでしょう」
と、彼女は言いました。
それに対して、私たちは答えました。
でも、どうしてそうなるのでしょう?
あなたが息子のことを考えるたびに彼の長所のリストを作っているなら、どうしてそうなるのでしょう?
彼についてあなたが満たされることを探しているなら、どうしてそうなるのでしょう?
あなたが彼を完全に愛する方法を見つけているなら、どうして彼はそれを感じ取らないのでしょう?
彼女はその時、私たちの言うことが何を意味しているのかを理解しました。
でももし彼が愛がない態度をしているなら、彼女に愛があったとしてもそこには調和がありません。
あなたが最初に言った「みんなが離れていっている」という言葉に対して、少し冗談を言いたいと思います。
「一部の人が去っていく間に他の人がやってきています」と。
あなたの本当の姿と波動的に一致している人たちが、やってきているのです。
ここで、あなたを褒めたいと思います。
ほとんどの人は、あなたのように明確な経験をしません。
というのも、多くの人は自分が欲しいものだけを考えているわけではなく、全てについて考えてしまうからです。
もしあなたの人生に問題を引き起こす人がいて、彼らが離れていかないとしましょう。
あなたが本当に望むものだけに意識をフォーカスし、その望むものとの波動の調和だけを保つなら、彼らは離れていかなければなりません。
でももし彼らがあなたに悩みを与え続けるのであれば、それはあなたが思っているほど自分の思考が純粋ではないからです。
彼らのことが自分を悩ませていることに気づいているので、彼らを自分に引き寄せているのです。
もちろん、全ての人との関係を断ち切りたいわけではないでしょう。
私たちは、あなたが純粋な考えだけを抱いて、気にかけている人たちがたとえ避けたい特性を持っているとしても、全員あなたから去ってしまうような状況を望んではいません。
私たちは、あなたに不快感を与える特性にあまり注意を向けない方が良いと考えています。
そうすることで、彼らの中であなたと共鳴する部分がますます見えるようになるでしょう。
ここで大きなポイントを伝えたいのですが、もし私たちがあなたの立場にいたなら、自分の内なる存在から遠ざけるような人と関係を築こうとは思わないでしょう。(会場拍手)
私たちなら、
- 調和
- 愛
- 明晰さ
- そして長寿
を犠牲にしてまで、どんな友情でも維持しようとは思いません。
たとえその相手があなたの母親であっても、そうはしません。
でもだからといって、物理的に彼らから離れるわけでもありません。
なぜなら、あなたの持っている波動のパターンはまだそこにあるからです。
その代わりに、あなたが言っていたように、徐々に信念の橋を架けていくべきです。
さあ、そのゲームをしてみましょう。
あなたが母親との間に時間や距離、会話の間隔を設けようと思った主な理由は何だったのでしょうか?
なぜその決断をしたのですか?
ああ、喧嘩しました。
アルコールが絡んでいて、言い争いが起こりました。
彼女は飲んでいました。
私を自分の生活に巻き込みたくないけど、私の生活から出て行こうとしません。
つまり、あなたは彼女に命令されるのが嫌で、彼女もあなたに命令されるのが嫌なのですね。
おそらく。
お互いがお互いに指図したい、という感じでしょうか?
そうですね。
私は彼女のことを心配しています。
彼女は79歳で、彼女が病気になった時に面倒を見るのは私しかいませんから。
なるほど、だから彼女がちゃんとしないとあなたにとって負担になるわけですね。(会場笑い)
ええ、まさにその通りです。(笑い)
そうですよね、分かります。
でもあなた方は2人とも、独立心が強いという点では同じですね。
お互いに独立したいと思っていて、誰かにあれこれ言われるのは嫌なのです。
なぜなら、どちらも自分の内なる存在が自分に感じている方向に進みたいからです。
少し難しいかもしれませんが、この話をしてきた中で、あなたが母親に対して感謝し、満足感を感じられる何かはありますか?
ええ…、(少し沈黙)
何年もありますね。
そうですね。
その感情が、あなたの波動に強く影響しているのが分かります。
おそらくそれは、毎日考えていることの1つでしょう。
でも少し深く掘り下げて、何か見つけられそうですか?
ありますよ。
彼女は本当に働き者で、学校でも良い成績を取っていて、弁護士です。
彼女は私とは正反対で、仕事に対する倫理観や教育や知性はすごいです。
なるほど、あなたは多くの人がするように、彼女の特性を良いものと悪いものに仕分けているのですね。
そして彼女のとても誇り高い点をいくつか見つけ、覚えている限りずっとあなたを苛立たせてきたのです。
彼女が自分の良い成績をあなたに振りかざしていたからこそ、あなたの悪い成績と比較されて、余計に不満を感じていたのですね。
それは当然のことです。
なぜなら、あなたはまだ満足からは遠く、不満を感じている状態にあるからです。
今のあなたはどちらに転んでもいいという状況ではなく、既に彼女とはもう話したくないというところまで来ているかもしれません。
それでも私たちは、あなたが戻ってくることを望んでいます。
そして、もし本当に効果的にあなたに教えることができるなら、「母親のことは考えず他の満足することを考えなさい」と言うでしょう。
それは、あなたにもできることです。
ただ、問題はここです。
もし誰かが電話をかけてきて、「学校で良い成績を取ったからもう二度とあなたには連絡しないよ」と言ったとしても、あなたは「いいよ、それで」と言うでしょう。
むしろ、「良かったね、私はそうじゃなかったけど」と返すかもしれません。
その時、ネガティブな感情は湧かないでしょう。
でも、相手が母親の場合はそう簡単にはいきません。
母親に対する思いはそう簡単には消えないので、現実問題として母親について考えないのは難しいことです。
そして今の状態では、母親のことを考えた時に良い気分になるのは難しいでしょう。
つまり、あなたは詰んでいるということですね。(会場笑い)
はい、詰んでいます。(笑い)
母親のことを考えずにはいられないけど、考えると気分が悪くなる。
では、どうすればいいのでしょう?
あなたは、何か対策を講じる必要があります。
母親について考えた時に満足感を感じられる方法を、見つけなければなりません。
そこで、私たちが知っているいくつかのことをお伝えします。
まず、あなたの両親は、この物理的な世界に生まれてくるための道を提供してくれました。
それ自体が大きな意味を持っています。
あなたのソースエネルギーはこの体験を望んでいて、母親はそのための道を開いてくれたのです。
これは感謝の気持ちを抱くに値することです。
そしてもう1つ、彼女はあなたの居場所を、決して居心地の良いものにしてはくれませんでした。
それもまた重要なことです。
なぜなら、そのおかげであなたは母親を自分の内なる存在の代わりにしなかったからです。
だからこそ、あなたは自分の内なる存在との調和を追い求めることができたのです。
だから、私たちの話を聞き始めたり内なる存在について学び始めたことは、あなたにとって自然なことだったのです。
あなたは一生を通じて、「本当はもっと良い感じのはずだ」と感じていたのです。
それが、自分のガイダンスシステムに引き寄せられるのを容易にしたのです。
そういう意味では、あなたを大いに助けてくれたのではないでしょうか。
それは、感謝や満足感を抱くべきポイントです。
彼女は、本当に独立心が強いのです。
誰にもお世話をされたくないし、将来お世話が必要になるかもしれないという話をしたくもない。
その話題自体が、彼女を苛立たせるのです。
それは、彼女の独立性を奪われるように感じているからです。
その独立心をあなたは尊重し、敬意を払いたいと思うかもしれませんね。
ある日、エスターがシャトルバスを降りた時、彼女の娘が先に降りて母親の手を取ろうとしました。
すると、エスターは「やめて!」と言いました。
娘のトレイシーは「ただ親切にしただけだよ」と答えましたが、エスターは言いました。
「そんな親切はやめて」
「私が助けないとお母さんはバスから落ちてしまう、というような親切はやめなさい」
「私が行く場所で、あなたがいない場所がたくさんあるんだよ」
「あなたがいない時に、私が溝に落ちて死んじゃうことが心配にならない?」
エスターはトレイシーに腹を立てていたわけではなく、ただ自分の独立性を示したかったのです。
あなたのお母さんも同じです。
彼女も、「私には自分の力がある」と言いたいのです。
それが、あなたが議論している大部分の内容ではないですか?
そうですね。
こう考えてみたらどうでしょう。
あなたは、彼女の自立心や健康感を損なわせたいですか?
むしろ、それを尊重したいですよね?
でも、あなたが取った態度を見てください。
あなたは「私たちはこれこれこういう理由で喧嘩をしている、そして、彼女の世話をするのは私なんだ」と言っています。
それは彼女に対して、「あなたは自分で自分の面倒を見られないし、最終的には私の負担になる」と言っているようなものです。
分かりました。
そんな風に考えたことはありませんでした。
分かっています。(会場笑い)
誰もが自分勝手で、自分が良い気分でいたいと望んでいます。
そして誰もが、できる限り良い気分になる考えを探しています。
だから、彼女がどうしているかを気にするのはやめましょう。
彼女があなたに何を言おうが、それも気にしないでください。
大事なのは、あなたが彼女に対して何を考え、どのように反応しているかです。
できる限り彼女について考える時は、満足感に向かう方向に進んでください。
「私は母親が自立しているのが好きだ」
「彼女が自分のやりたいことをするのが好きだ」
「彼女が毎日私に電話して、『面倒を見てほしい』と言わないのが好きだ」
「彼女は昔からそうだったし、私にも同じように独立してほしいと思っていた」
「それが私にも伝わっている」
「私は自分の内なる存在との関係において、独立を見つけた」
「彼女が私を、自分の資源に向かわせてくれたことが好きだ」
「今の私の安定感は、大部分が母親が私に提供してくれたこと、あるいは提供しなかったことのおかげだ」
「本当に良い選択だった」
「私は物理的ではない状態から、彼女を選んだ」
「私は彼女が、私の居場所を居心地良くしないことを知っていた」
「彼女が、私を独立させることを許可してくれると知っていた」
「彼女との始まりが、私にとって最高の人生体験になると知っていた」
「彼女は私との約束を守り、今度は私が彼女との約束を守るんだ」
「私は彼女を愛しているけど、毎日常に一緒にいる必要はない」(会場拍手)
「それでも、私は彼女を愛している、本当に愛している」
そしてあなたは、彼女ともっと親しみやすい形で関わるようになっていることに気づきます。
少し顔を出しては去り、また少し関わっては離れるのです
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