エイブラハムの言葉をチャネリングできる、エスターヒックスさんのワークショップの内容を日本語に翻訳しています。

エイブラハムの引き寄せの法則について詳しくない方にとっては、少し分かりにくい内容かもしれません。

今いる場所や状況によっても捉え方が変わってくると思いますので、人それぞれ自由に解釈して頂けたら幸いです。

エイブラハムの書籍がたくさん出版されていますので、そちらを読んでからご覧頂くことをオススメします。

ぜひ宇宙の叡智に触れて、いろんなメッセージを受け取ってくださいね。

ワークショップの内容は、ガイドラインに従って共有しています。
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【エイブラハム】あなたはエネルギーが大放出する瀬戸際にいます

引き寄せの法則は、勢いがあるから起こります。

引き寄せの法則は、「同類のものが引き寄せられる」というものです。

たった17秒間でも何かを考えると、それに似た別の考えが来て、それに加わります。

これが勢いです。

さらに17秒間そこに留まると、勢いが増します。

68秒を超えると、通常その勢いは十分に大きくなり、

• あなたの経験
• 過去の出来事
• 記憶
• 周りの物事
• 人々
• 経験

あらゆるものが、その勢いに加わり始めます。

その勢いが一度始まると、さらに同じようなものを集め始めます。

ここで、私たちがこれまでに何度もお伝えしてきた例え話を思い出して頂きたいと思います。

もしあなたが私たちの話をしばらく聞いているなら…、私たちはそうだと知っていますが、もし聞いているなら、この例え話を耳にしたことがあるでしょう。

私たちと同じくらい、この例え話を気に入ってくれていることを願っています。

なぜなら、これは今日の議論の基盤となるからです。

時々、あなたは私たちにこう言います。

私たちには、このように聞こえます。

「エイブラハム、あなたは賢者ですよね？」と。

実際には、そうは言っていないかもしれませんが…。（会場笑い）

「私は飛行機から落ちてしまいました」

「パラシュートはありません」

「今、どうすればいいでしょうか？」

私たちは可能な限り、愛情と理解を込めてこう答えます。

「しっかり掴まってください」

「すぐに終わりますよ」（会場笑い）

ある勢いは、どのような行動でも克服するのが難しいことがあります。

これが、私たちがあなたに理解してほしいことです。

あなたが考える思考は勢いを生み出し、引き寄せの法則はその勢いを維持します。

時には、会話の途中や経験の途中で「何かを変えたい」「方向を変えたい」と思うことがあります。

実際、何を望んでいないかが明確であるほど、何を望んでいるかがはっきりすることもよくあります。

でも、飛行機から落ちている時と同じように、勢いを変えることはできません。

それはどうすることもできません。

その場合、行動はほとんど役に立ちません。

幸運にも、あなたが経験しているほとんどのことは、飛行機から落ちて急に終わってしまうようなことではありません。

ほとんどの場合、明日目覚めて再挑戦することができます。

私たちが本当に理解してほしいのは、ネガティブな勢いがある時に完璧な言葉を探そうとしても、全ての試みが無駄であるということです。

ネガティブな勢いがある時、そのエネルギーはあなたのどんな行動よりも強いからです。

そこで私たちは、もう1つの可能性を提案したいと思います。

それは、その勢いにできるだけ注意を払わずに、勢いを自然に進むままにさせることです。

つまり、問題を解決しようとしないということです。

解決しようとすればするほど、望まないことに勢いを加えてしまうからです。

気づいたことはありますか？

あなたは「ただ終わりにしたい」と言うかもしれませんが、私たちは「終わりなんてない」と言います。

ただ、どんどん広がっていくだけです。

あなたは「問題の核心にたどり着きたい」と言うかもしれませんが、その核心なんてありません。

それは底なしの穴です。

どんなことでもそれにフォーカスしている限り、勢いは終わりがなく続くのです。

何かがあなたの望む方向とは逆の方向に向いていると感じた時、できるだけ早く可能な限りその場で止めるようにしてください。

とはいえ、「勢いを止める」と言っておきながら「止めるのが難しい」と話していたことは、矛盾しているかもしれませんね。

勢いをすぐに止めることはできませんが、勢いは徐々に減少します。

あなたがそれに注意を向けなければ、勢いはやがて弱まっていきます。

考えてみてください。

今まで考えられた全ての思考は今でも存在し、ある程度の勢いを持っています。

でも、その思考があなたの人生に影響を与え続けるかどうかは、完全にあなた次第です。

その思考への注意を止めることで、勢いはあなたの意識上では消えていくからです。

イエスが「もう一方の頬を向けなさい」と言ったのは、まさにそのことを指しているのです。

私たちが提案しているのは、

• 勢いの前に出る
• 現実化の前に出る

つまり、先回りするということです。

これが意味するのは、中立的な状態から、つまり、

• 目覚めたばかりの時や
• 強い感情を感じていない時
• または、瞑想して心を静めた後

の、中立的な状態から始めることです。

中立的な状態から始めることが、ネガティブな勢いが続いている時にポジティブな勢いを生み出す最善の方法です。

もし強いポジティブな勢いがあって、

• 喜び
• 感謝
• 愛

を感じているなら、その勢いを止めたくはありませんよね？

その気持ちを引き起こしていることにフォーカスし、その勢いを維持したいはずです。

でも、感情がネガティブな勢いを示しているなら、その注意を引き戻そうとすることが重要になります。

ただし、皆さんが少しでも安心できるように話しますが、すぐに注意を引き戻すことを期待しないでください。

あなたが持っている、

• 「自分には価値がない」
• 「自分は賢くない」
• 「自分は十分ではない」
• 「自分はこれが得意ではない」
• 「自分には理解できない」
• 「自分にはできない」
• 「他の人の方が優れている」

といった信念を、一度に変えようとしないでください。

ネガティブな考えが浮かんできた時、それらの信念を一度に変えようとするのは難しいということを理解して、自分を責めないようにしてください。

でも何よりも、ネガティブな信念に対処して、それを変えようとは期待しないでください。

全てのテーマには、

• 望むものと

• その不在

という、二面性があります。

例えば、

「お金が足りない」

「これまでずっとお金が足りなかった」

「お金が十分ある人なんて、ほとんど知らない」

と考えていたなら、特に、

「お金があるあの人は嫌いだ」

「きっと違法なことをしているんだ」

「いや、相続したのかもしれない」

「それはもっと嫌だ」

といった思考が長く続いている場合は、その考えをしばらくの間、できるだけ休眠状態にしておきたいものです。

それらの考えが完全に休眠状態にならなくても、少なくともそれに注意を向けないことで、火に油を注がないようにすることができます。

つまり、ここで言いたいのは、問題や課題に焦点を当てるのをやめるということです。

そうすることで、問題が悪化するのを避けられるからです。

• 問題や課題がある時
• 誰かがあなたを悩ませている時
• そのことが気になって、考えたり話したりしたくなる時

できるだけその話をしないように、考えないようにしましょう。

これが、私たちからのアドバイスです。

良い1日をお過ごしください。（会場拍手）

あなたはこう言います。

「分かりました、エイブラハムもうそのことは考えません、考えないようにします」

「そのことは考えない、考えない、考えない」

「考えたくないのは、それについて考えると気分が良くないからだ」

「ずっと考えても、良い気分になれなかった」

「考えたくない、これについて考えている人がたくさんいるけど、誰も好きじゃない」

「だから考えない、考えない」

「あなたはどう？これについて考えるつもり？」

『私たちはグループに参加すべきだと思うよ』

「でも、そのことは考えない、考えない」

「そのことは考えない、考えない」

「ちょっと待って、考えないことリストを作ろう」

「これについては考えない、あれについても考えない、これも、あれも」

「これを優先させよう」

「これは私が考えたくない、最も嫌いなことだ」

『そうだね、あの時のことを覚えてる？』

「もう、そのことについては考えない」

「あれはつらい時期だった」

「あれは、私の人生で一番つらい時期だった」

「もうそれについて考えないことにするよ」

「あ、あなたもそうなの？」

『そうだよ』

「あなたも？」

『うん』

そうすると、だんだん勢いがついてきます。

今、サンフランシスコにいると想像してみてください。

行ったことはありますか？

丘のとても急な坂道に、車が停まっています。

実際の話ではありませんよ。

パーキングブレーキもかかっておらず、ニュートラルのまま車は丘の頂上にあります。

そこで少しだけ後ろから押してみると、車はゆっくりと動き始めます。

その時、車が暴走する可能性が高いことに気づくため、前に出て車が自分にぶつかるのを許可します。

その勢いはとても小さいため、止めることができます。

でももし丘の下にいて車が動いてきたら、これは良いアイデアだとは思わないですよね。

あなたにはそれが分かるでしょう。

その勢いが、どういうものか理解しているのですから。

全てには勢いがあることを、理解してほしいのです。

引き寄せの法則は、そういうものなのです。

引き寄せの法則は、あなたがフォーカスしている思考を保ちます。

まず、あなたがフォーカスしている思考があります。

それに十分に焦点を当てると、それはとても活発な思考になります。

さらにフォーカスし続けると、それはとても活発になり、優勢的な思考になります。

その優勢的な思考があなたの信念体系を形成し、それがあなたの引き寄せの作用点になります。

あなたには信念体系があって、その多くは役に立っています。

勢いが良いと感じる信念もあれば、あまり良くない信念もあります。

人生があなたにさらなる成長を促す時、役立つ信念が明らかになります。

そうすると、感謝や喜びや情熱を感じる一方で役に立たない信念が浮き彫りになり、ネガティブな感情として感じられます。

今日は、あなたの引き寄せの作用点について話したいと思います。

それは、あなたの中でどの信念が優勢的であるかを示しています。

数年前、私たちは「感情のガイダンススケール」という概念を紹介しました。

これは、あなたがよく感じる状態を表す言葉を簡潔に示しています。

時には

• 落ち込んだり
• 怒りを感じたり
• フラストレーションや
• 圧倒感を抱く

こともありますが、時には

• 希望
• 愛
• 感謝
• 情熱

を感じています。

私たちが観察して気づいたのは、あなたは何かを見て反応し、感じることが多いということです。

あなたは今まで以上に、多くの人々と深く結びついています。

ソーシャルネットワークやコミュニケーションの手段が増え、電話のコストも低くなっています。

つまり、頻繁に会話をし、他者と関わっているのです。

ケーブルニュースや24時間ニュースに多くの注意を払っていることで、知らず知らずのうちに波動の勢いが生まれています。

私たちは、感情のスケールに沿った全ての感情の地点に引き寄せの作用点があると言いたいのです。

これは、完全な実現が可能になる波動の基盤のようなものとして「グリッド」と呼んでいます。

あなたは、引き寄せのポイントをコントロールしていますか？

これが、今日私たちが一緒に過ごす中で、探求し、影響を与えたいと思っていることです。

あなたは、引き寄せの作用点をコントロールできていますか？